2005年2月 5日

自作エフェクター Part5 新作その1>ファズファク君

 さて、今回の新作の目玉、某掲示板で落としてきたファズファク君です。「あんな高いもんがこんな簡単な回路なの??」…と半信半疑だったのですが、ダメ元で作ってみることにしました。ファズフェイスなんかもすんごい簡単な回路だったしね。

 で、部品点数も少ないので、手元にあったユニバーサル基板(通称:蛇の目基板)で回路図見ながらシコシコ1個ずつ配置しながら組んでいきました。こんなの超〜久々だけど、昔もっと複雑なのも蛇の目で組んでたから、まぁ、何とかなるだろうと言うことで。トランジスタは、1段目は2N3904、2、3段目はファズフェイスでは定番(らしい)のAC128ってのを使ってみました。あとで簡単に替えられるように、IC用のソケットを使っています。IC用だからちょっと緩いんだけど、あとで固定するから、まぁ、別に支障無さそうだしこれでいいかと。何しろ、出来るだけ手持ちのストックから作るのが今回のテーマです(笑)。
 
 こちらが組み上げたあとです。配線材には、生意気にもボリュームへの配線はBeldenのケーブルと、インとアウト系にはWestern Electricの単線使ってます。どうせ違いなんか分からないだろうから、意味無いんだけどね(笑)。そうそう、実態配線図も一緒に落っことしてきたので、そのまま組んでみたのですが、どうもCompとDriveのボリュームの使い方が1、3番が逆だったようで・・・。あとからこの2つはやり直しとなりました(笑)。
 
 で、完成品がこちら。一部、画像にぼかし入れてますが、商標まんまだと気が引けるので(笑)。さてこりゃもう、想像以上に感動もんでした。そして、想像していたよりも、意外にもノイズレベルも少ないし、セッティングによっては音も太かったし。しかし、あんな簡単な回路からこんなに色んな音が出せるとは・・・恐るべしです。こりゃちょっと、いずれ本物も手に入れないとですね(って、その前に飽きちゃうかもだけど)
 
 部品代は全部で幾らくらいかなぁ…、ゲルマ石がちょい高めだけど、それでもなんだかんだで5千円くらいでしょうか。そんなにいってないかな? こりゃもう。自作エフェクター作ってる人は是非お一つチャレンジされては? ってな一品でした。
 

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.muscle-museum.com/mt4/mt-tb.cgi/11

コメントする