2005年2月 7日

自作エフェクター Part8 今復活するいにしえのボード達(笑)

 残りの3つですが、これらが約20年以上前にノックダウンされたのち、基板のまま長年段ボールの肥やしになっていたエフェクター達です(笑)。先ずはこれ、ボスの最初期のOD-1(モトローラ製RC3403というクワッドオペアンプ使用のモデル)と、オレンジスクイーザーをまとめてみました。で、各々少しだけ弄っています。
 
 まず、オレンジスクイーザーの方は、ロッキンF 等の記事で紹介されていた回路を元にサスティンとアウトプットボリューム調整出来るようにしました。それとオペアンプの方も、ノイズ低減と歪み率を下げるために、元々のRC4558からテキサスインスツルメントのNE5532というちょいとばかし高級な石に替えています。今となってはオリジナルと聞き比べられないので、どうかは分かりませんが、昔はギターによってはちょいと歪み気味だったのが、今はよりクリーンな気がしてます。このコンプはその昔、(リー)リトナーサウンドを出すためだけに買いました(笑)。
 
 んでOD-1の方は、まず音が微妙に鈍るFETスイッチ部を切り離し、機械式スイッチのみのトゥルーバイパスに変更、そして、IS1588と思われるダイオードを、2段直列になっている片方だけ別のシリコンダイオード(少しだけ特性がLED寄り?の奴→通す電圧が高め)に変更しています。こちらも元と比べてどうか?は分かりませんが、まぁ、2機種目のRC4558を使ったモデル(これも持ってましたが、売ってしまいました)ともそもそも音は違ってましたし、これはこれでいいかなと。
 
 前段でOSを軽く掛けダイナミクスを狭め、OD-1 に通すとなんともすんなりとしたオーバードライブサウンドになります。VOX のToneLab SE との相性もなかなかよろしい。少なくとも、ToneLab SE 内蔵のOD-1(こっちはSD-1みたいですが…)のシミュレータよりも特徴のあるレンジ感で、意外とこれから使う機会が増えるかも♪
 

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