自作エフェクター Part9 今復活するいにしえのボード達(最終章)
次はこれ、見る人が見れば分かりますが、そう、エレハモのスモールストーンフェイザーEH4800です。オリジナルのボックスはいつのまに捨ててしまっていたようで既にありませんでしたので、こんな姿で復活です。これは元々の基板が大きかったので、このフェイズ100サイズのケースでも、少々レイアウトに苦心しました。
元々こうだったか長年放置されていたからか、カラースイッチの効果が深い方では、LFO のクリックノイズが少々出るようです。このエフェクターは、確かスティーブカーンが使っていたから買ったんじゃなかったっけな? 結構高かった覚えが…。当時高校生1年とかでしたので、なにげに無理して買った記憶があります。当時は、クライベイビーとロッキンFを片手に自作したディストーションプラス、そしてこのスモールストーンと、持っていたエフェクターはそんなもんだった気がします。世界的に有名なフュージョンバンドでもあるStuffのキーボーディスト、Richard Teeが好んでRhodesに通していたことで有名なエフェクターですね。今となっては、何故オリジナルのケースを取っておかなかったのか?…と、少々残念な思いです。
で最後にご紹介するのはコレ、古いマクソンのフランジャー、FL-301です。実はコレもデザインが古いタイプと新しいタイプの2個所持していて、古い方はそのまままだ持ってます。こちらは新しいデザインの方をバラしたモノを復活させたものです。古い方はこれより更に基板が小さくて、デルタのエンジンルームのようにぎっしりと無理矢理詰め込んだような基板でビックリします(笑)。
このフランジャーは、特殊な使い方というか、レズリー代わりのビブラートサウンド専用として好んで使っていました。スピードとワイズとリゲンの微妙なさじ加減で、なんとも心地の良いビブラートサウンドが得られる(ボクの知る限り)唯一のフランジャーです。
他にもYAMAHAのフランジャー(今も肥やしのままです(笑))や、Maxon後継のFL-9 等も(未だに)所有してますが、同じような効果は得られません。TC のフェイザーや、BOSS のVB-1(ビブラート)と並んで、名器だと思います。ただ、普通のえげつないフランジャーサウンドにはあまり向きません。結構上品にしか掛からない感じですので。そういう用途には、昔のグヤトーンのフランジャーが良かった気がしました。
ボクの所有する3台のマクソンのフランジャー達(笑)(画像はネットから拾ってきたのでIbanezだったりもするが(笑))
この2つだけ縦型のデザインですので、エレハモのデザインと似たようなものにしました。まぁ、オリジナルは別にもう1個有りますしね! で、ナゼかコイツだけツマミを、昔のミキサー卓や、業務用のエフェクターでよく使われていたライテル社製のものにしました。これもいにしえの余りもんですが(笑)、当時、秋葉原デパートの鈴商で結構〜高いお値段で購入した記憶があるので、ずっとストックして肥やしにしておくのももったいないかな?ってことで使ってみました(^_^;)
久々にハンダゴテを握ったことや、パーツをあれこれ探し回ったことで、またちょっと自作熱に灯が入りそうですが、まぁ、作るだけ作って使わなくなるのが目に見えていますのでこれくらいにしておきましょうかね!(笑)
コメント[2]
はじめまして。ギター用のスイッチでライテル社のものを探しているのですが、
取り扱っているお店とかご存知でしょうか?アキバの鈴欄堂さんはお店をやめてしまったので、ほかに入手方法など知っていたら宜しくお願いします!
Posted by ミナト at 2007年9月14日 19:40 | 返信
どうも初めまして。ライテルのノブは仰るとおり鈴蘭堂で入手してましたが、スイッチもあったんですね…知りませんでした。鈴蘭堂はなき後、他所での入手法も、申し訳ないですがボクにはわかりかねます。お役に立てなくて済みません。
Posted by Y_K at 2007年9月15日 02:34 | 返信
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