2005年2月15日

Korgの新製品発表会 Pa1Xpro のご紹介

 てな訳でAfter Touchからの続きですが、少々遅れて着いたけど、まだOASYSの説明は始まってなかった。ラッキー。丁度会場に入ったら、Pa1Xpro っていうシンセの発表をしてた。なんでも、イタリアでデザインされたスタイリッシュキーボードということらしい。

 ステレオサンプリングされたアコースティックピアノを売りにしているけど、なんだか今どきって感じもする…けど、今までハードシンセってなかなかステレオサンプリングのモノって少なかったんだよね。大体が擬似的なステレオサウンドだからねぇ。

 色々売りは有るみたいだけど、特筆すべきはTC-Helicon社製のボイス・プロセッサーを内蔵したこと。マイク入力されたボーカルに対して、リアルタイムに4声までハーモニーを付けられるんですな。デモも聴いたけど、まぁ、結構昔からある某社の「ボーカリスト」の自動認識版って印象ですな。コード入力に対して行われるから、ボコーダー的でもあるけど、音色はもうちょっと生っぽいって感じです。(ていうか実際の声で〜す〜か〜ら〜)

 にしてもなぁ。ジウジアーロデザインのイタ車乗りとしては、「イタリアでデザインしました!」って言われると、もうちょっと期待の目で見ちゃうわけだけど、これ、今までのトリニティとトライトンの流れとあまり変わり映えがしないというか…。

 「スタイリッシュな」と銘打つからには、もうちょっと度肝を抜いて欲しいというか、「音はどうでもいいから(いや良くないけど)このデザインで買う!」と言わしめるくらいのインパクトで出てきて欲しかったというのが正直なところかな。ワタクシの車なんかも、乗用車として考えるとかなりアレですからな。わっはっは。

 気になるお値段の方は、¥367,500なり。なかなかなモノです(笑)。
 
 といったところで本題のOASYS はまた明日、今日のところは左様なら。
 

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