2005年3月31日

こりゃあいいね! >KONTAKT2

 その後も色々試しております。なんか最初はかなり複雑になったような印象だったのですが、随所において使いやすくなったって感じで、概ね好印象です。新たに付属されてきたライブラリも、さすがにもともとが高いだけあってVSL関係はかなり使える音(Vienna関係は持ってないんですよ)で、もっと色々ついてたらなぁ…と思える音でした。まあ、実際に使ってみるとどうだかは分からないけど、質感としてはなかなかよく録れてるなあ…って感じで。

 まあそれよりも、特筆すべきは新たに加わった「KONTAKT Script Processor」かなあ。ちょっとした音源の切り替えや、アルペジオ、オートコードなどの機能をスクリプトで書いて制御出来るという、さすが次世代ソフトサンプラーと噂されるだけのことはありますですな。アイディア次第で色々と遊べそうな感じです。まだ英語のマニュアルしかないのでちゃんと書式とかみてませんが、こりゃちょっと研究するだけの価値有りそうです。

 良いことばかり書いてますが、ちょっとこれは…ってところもあります。新たに加わったFXの「Convolution effect」が入ったインストが、うちの環境ではブツブツ言ってまともに音が出ません。CPUメーターが振り切れてるわけでもないのに、ブツブツ途切れて現時点では使い物になりません。コレは相当速いマシンが必須となるんでしょうかねぇ? 今 NI ではこの部分の改良モディファイというか、もっと軽くなるようにリファインをしている最中らしいですが、かなり大幅に書き替えないと結局G5 2G Dual以上じゃないとまともに使えないとか、そんな感じなのかも知れませぬ。うぬぅ、マシン買い換えの後押しソフトとなるか!?(^_^;

 まあ、それを除いても、何しろ他がことごとく使いやすくなっています。今のところ上に書いたこと以外ではこれといった不具合も無いみたいですし。新たに買うには7万以上となかなか思い切りが必要ではありまするが、数万でアップグレード出来る環境にいる方には、「とりあえず上げとけ!」と、お薦め出来る一品でありました。
 

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.muscle-museum.com/mt4/mt-tb.cgi/32

コメントする