2005年6月28日

OSXで作ったZIPアーカイブファイルはOS9じゃNG!?

 先日初めて知ったんですが。

 事の発端は友人からの電話。以前うちで作業したDPのプロジェクトファイルから、必要になったオーディファイルを送って欲しいという。うちではDP4.52で作業をしていたんだけど、友人はまだOS9でDP3.11にて作業している。送るのはSD2ファイルのみなので、フォルダにまとめて、Finder上からZIPアーカイブにしてから無料転送サイトを使ってアップしたんだけど、友人から解凍後のファイルが使えないという電話が。

 うちではちゃんと解凍出来るし、ちゃんと元の状態に戻るし、おかしいな?なんで?と思いつつとりあえずOS9で立ち上げてボクも試してみたところ、どうやらこのZIPファイルをOS9上のStuffIt Expander7.0.3で解凍するとリソースフォークが切り離されてしまうみたいだな。(_OS X Fileという別のフォルダに納められてる) ちなみに、DPで扱うSD2ファイルのリソースフォークには、タイムスタンプやらリージョン情報が含まれていて、これらが切り離されてしまうと事実上使えないファイルになってしまうのですな。

 じゃあということでOSXのDrop Stuffitにて.sitに変換、それを渡してみたけど今度は解凍が上手くできない(内容が壊れているというエラー表示が出て止まる)とのこと。もちろん、自分もダウンして解凍してみるもOSX上では全く問題なし。ところが、OS9で立ち上げたらやはり同様にエラーが出て解凍出来ず。なんですかね?これは。結論としては、OS9で使える.sitファイルはOSX上では作れないって事? ホンマかいな? なんのためにDrop Stuffit のモードに「Stuffit」と「StuffitX」が有るんだか?

 すったもんだしたあげく結局原因は分からずそういうもんだと言うことにして、OS9上で.sitにしてからアップ。当たり前のように問題はなく事なきを得たけど、こんなことを今ごろ知りました。ちなみに、オーディオファイルは圧縮しても容量はさほど変わらないと言われておりまするが、それは通常の音楽のように常に音が持続している時の話。ボクらが扱う素材ファイルなどは無音部も多く含まれるので、送る時などはフォルダにひとまとめにして圧縮すれば、そんなに期待は出来ないけれどもしっかりサイズは小さく出来ます。もちろん、AACやMP3のような非可逆のコーデックを使うわけでもないので解凍すれば元に戻ります。
 

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