2005年8月31日

ただ今ミックス中

 というわけで、本格的に始動しております。昨日ザッと1曲やって、ただ今、2曲目にかかってます。て、まだトラックが揃いきってない(板倉分のシンセトラック)んだけど、デモ用にラフが必要になったのでスケッチモードでミックスしてます。

 ちなみに、今やってるこの曲は尾崎亜美さんの書き下ろし曲。ノダミキの歌も亜美さん自身が録り、エディットもこなし、しっかりフェーダーとかも書いてあり…ってな具合でかなりスーパーなトラックでした。いや〜楽させて貰ってます(笑)。

 というわけで、ベースは旦那様の小原礼さん。ボクもピジョンの「北風」でお世話になった方です。

聴いててあらためて思うのは、やっぱり小原さんのベースは心地よい。音符の長さでグルーブが作られていて、タイミングが見事なのだ。真似しようと思っても、なかなか…というか、殆ど真似出来ない領域。まあ、だから小原さんのベースな訳ですな。

 ベーシストの人は、絶対に小原さんを研究するべし。損はしないと断言できる、日本でも稀代なベーシストさんであります。

 …で、今は朝の5時過ぎ。もう1曲開くべきかやめるべきか、そこで躊躇してるところ…。
 てか、普通寝るだろ。>自分

 じゃあ、トラック聴くだけ聴いてから寝るとするか…。
 

うお〜

 また一つ歳が増えちゃった。なんだかなあ。もうこの辺で止まってくれていいよ、マジで。

 お祝いメールくれた方、サンキューでした!

2005年8月29日

外回り用Mac

iMacG5.jpg 外回り用って変な言い回しだけど、気持ち的には「モバイル」感覚なMacということで(車が必須なモバイルだけど)、この度フリーになったのを機に、新しいMacを買い足しました。てか、iMacなんだけど…(^_^;

 ま、いちおうシングルでも2GHzな訳だし、以前の自宅機であったMDD1.25 DP と比べてもそんなに遜色はないと思うんだけど…どうかな。(←予測で買ってしまった)


 いや、暫くはインテンツィオの機材でやるつもりだったんですが、Macだけはもう古いので、ずっと前から買わなきゃ!って思い続けて早幾年(笑)。自宅がようやくG5 になったのはいいんですが、スタジオ用のMacは、今後ある程度自分で運ぶことを考えたら、現時点での性能はギリギリかも知れないけど、やはりモバイル感覚で持ち運べるiMacでいいかな…と。て、仕事用と考えるとエライしょぼい選択なわけですが。

 でも、このデカすぎる G5君を持ち運ぶ気力は、今のボクには…ない!!(;_;)/

 …のであった(^_^;) 同様な理由でディスプレイも17インチだし(笑)。

 しかし、いつの間にかメモリが高騰してたのね。G5買った時はSanMaxの1GB2枚が2万3千円位だったのに、今は2万8千円くらいするし。

 …と思ったら、なんとかまだ2枚で2万4千円で売ってるところ見つけた。これはラッキーかも。ものはまたもやHynix 純正基板ものです。一応メーカーサイトのPDFから型番から調べはしたけど、お店のサイトでもiMacやG5も対応って書いてあったから、きっと大丈夫でしょ。

 ちなみにここで買いました。今日調べた結果では、多分最安だと思うんだけど…。

 しかし、今となってはメモリ2GBって、なんだか寂しい感覚が…。つい最近まで1.75GBだったのにねぇ。うむ。
 

2005年8月26日

き、聞いてないよ〜!

 先日、ヤフオクでG3 B&W用に…と思ってメモリを買い足したのですが。

 昨日届いたら、写真に写っていた「●ynix製」ではなく、写真どころか商品説明にも一言も書かれていない「バッ●ァロー製のVS133」が届きました(笑)。いや、そのメモリもチップ自体は「●ynix製のチップを使用」してはいるのですが……モジュールが違ったら動きませんて…(;_;)。

 そもそも、VS133だったらB&Wに対応していないの知ってましたし。写真に写っていたメモリ(●ynixのサイトで型番から大体の仕様が分かりました)がちゃんと送られてきて、それが相性問題とかで使えないなら、そりゃこちらの失敗と言うことで諦めもつくわけですが。

 というわけで、あえなく玉砕。対応はなんか「半自動」ってな感じで、こちらの丁寧・詳細なメールに対して、返ってきたのは一言、

「では返金で対応します」

の1行というだけという、謝罪っぽい言葉は一言もなく、見事なまでに誠意が感じらない対応ではありますが、まあ、返金出来るんならいいかって事で明日返品します。(送料こちら持ちでね)

 そういや、梱包も酷かった。メール便で送られてくるのはいいんだけど、普通のプチプチに軽く一巻きくるんだだけで、普通の薄い封筒に入れて送られてきた。せめて静電気対策プチプチに「一巻き半」位して、もうちょっと厚めの封筒にしてくれよ〜。これじゃ、輸送中に壊れてもしょうがないべ? 送料が安いのはいいんだけど。

 いや、もっとちゃんと評価見て落札しないとイカンですな。こんなことは初めてだったので、教訓と致します。ま、「メモリくらいちゃんと店で買え」って事ですか(笑)。

 とか言いながら、まだまだチャレンジは続く。だって、このPC100(もしくはPC133)対応のメモリって、店で買うと存外に高値ですからね。また別の256MBのメモリ探さなきゃ!
 

いよいよ始動。>野田幹子のアルバム

 昨日プロデューサーの板倉君が台風が押し迫る中うちに出向いてくれ、数曲分のトラックを置いていきました。従来の予定だと、もうミックスも終わってるはずなんだけど、例によって押し押しでキテるのだ〜。ノダミキ、歌詞が出来ないと泣いていた(笑)。

 ザッとトラック整理しながら、パンチインやバウンス時に起きたトラブルなど、問題のあるテイクがないか調べる作業をしています。個人的には音色的に若干気になるテイクも…なきにしもですが、その点はとりあえず伝えておきました。まあ、録り直す時間とお金の余裕は無い感じなのでこのままなんとかせねば!って感じでしょうけど。

 ちなみに、ワタクシ長年勤め上げた(?)オフィス・インテンツィオから先日籍を抜きまして、今回がフリーランスとしての初めてのお仕事になります(笑)。24歳の時に丁稚奉公(!?)を初めてから、足かけですが早19年というわけで、も〜随分長いこといたもんだなあ・・・と感慨深いわけであります。

 細野さんにも同じようなこと言われました。ボクのインテンツィオの歴史=細野さんと出会ってからの歴史…な訳で、同様に感慨深いとメールを頂きました(笑)。同時に、細野さんのお言葉を借りれば「まだMC4の時代からPC98を経て・・というコンピュータの変遷でもあり」ってワケで、そういう意味でも…ですね。

 いや〜、しかし! これからどうなんだろ!? 不安が先か期待が先かなにやらよう分からん感じですが、何はともあれ今はやることがたんとあるので、ひとまずはそれを一つ一つガシガシと片づけていってからですね。ちょっと前まではかなり暇だったんすけど、重なる時は重なるもんです。

 というわけで、明日はまた湾岸音響でデータ整理であります。
 

2005年8月23日

Robert A. Moog氏死去のニュース

 先日、Moog Modular V2 というソフトシンセの「原稿をアップ!」とか書いたばかりで、偶然というのは恐ろしいものですが。

 今や伝説的なシンセサイザーとも言えるミニムーグ(モーグ)の生みの親で知られる、ボブモーグ氏が永遠の眠りにつかれたそうです。>サイト 享年71歳。今年の4月に脳の腫瘍が見つかり、放射線治療などを受けていたとありますが、8/21にアシュビル(ノースカロライナ州)の自宅でお亡くなりになったそうです。

 何の因果か、亡くなる直前に、ちょっとした関わりを持てたのも何かの縁でしょうか。

 謹んで、ご冥福をお祈り致します。合掌。

PS:これからこのシンセ、ガンガン使いますから!
 

2005年8月18日

原稿アップ!

 なんとか書き上げましたが、やっぱり思ったとおり文字数が多くなってしまい、編集の方の世話になることにしました。自分じゃなかなか切り刻めなくて。>文章

 あとは、解説に則した実際の画面をキャプチャして、送ればとりあえず終わりでいいみたい。有り難いこってすな。

moog_mod_v2.jpg それにしても、実はこのMoog Modular V2とやら。Mini MoogのはDemo版で試したことあるけど、こやつは今回初めてさわりましたが、とってもいい音が作れるし、自由度が高いから重宝しますねぇ。オシレータが9つもあるのって、なかなかセンセーショナルなことでしたわ。ステップシーケンサーも分かりやすいし、フューマンインターフェイスも考えられていて、GUIが良くできてました。

 暫く使い続けることになるかな? 凝った音作るには最適な感じです。まあ、ちょっとした音をパッと作るには、どうしてもプロフェットに慣れているんで、Pro-53を癖で立ち上げてしまいそうですけどね(笑)。


 そうそう、コイツの難点はちょっと重めって事でしょうか。G5 2.3GHz DPを持ってしても、DP4.6で使うと半分くらいCPUメーターが振れたりする音色もありますから、色んなシンセを立ち上げての並行作業には、ちと向かないかもですな。(未確認情報です)
 

2005年8月17日

Queen

 今日は久しぶりにCMの仕事をした。まだプレゼン段階らしいので詳細は記さないが、某有名企業のCM用の音楽制作である。

 話が来たのは日曜午後。で、今日(正確には昨日、火曜日)までに完パケ!という、超ハードスケジュールだったわけですが……この曲、原曲がQueenの某曲である。有名な曲かどうかは???ってな感じですが、とりあえず、月曜午後に打ち合わせをしに都内某所へ向かった。

 内容は分かった。ギターも、ブライアンメイのギター・オーケストレーションの癖は大体分かっている。うちにはブライアンメイのシグネチャーモデルもあるし、VOXのシミュレーターアンプ(トーンラボSE)もあるから音も結構似せることが出来るだろう。

 リズムもシンプル。ベースなんて8分でずっと同じ事やってるし。問題は…そう!歌とコーラスである。所謂パロディに属するタイプの仕事だが、オケは完コピって感じで結構似せてもあるけど、あのフレディマーキュリーとロジャーテイラー、ブライアンメイによるオペラチックなボーカル群は……ちと似せるのはやはり無理でした(^_^;

 だって、キーも高いしね。オリジナルのフレディの歌も超苦しそうだったけど、サビの最後の音なんて、E(ミ)の音を地声で歌ってたりしてかなり尋常じゃない。Eの音つっても、一般的な音域の1オクターブ上のEですからね! ま、普通は男性じゃあり得ないキーだな、やっぱり。女性でも地声じゃ出ない人沢山いるくらいだし。

 案の定、今日歌でブッキングされたお方も地声じゃ到底無理だった。ソプラノ呼んでこないと駄目だったね。アルトじゃ無理だわ、そりゃ。でも、血管切れそうになりながら1人で頑張って何本も重ねて貰ってなんとか形になるものが録れて、ホント、良かったすよ。一時、こりゃ無理じゃなかろうか!?って思ってたくらいだから(笑)。ホントはもう一本あった、ロジャーテイラーが歌っている一番高いパートはチャレンジするまでもなく却下となりました。

 だって、上のAだからねぇ!? んなもん、女性のファルセット域ですよ、完全に。男性じゃ普通ファルセットでも出ないっすよ。やっぱ尋常じゃなかったわ……。 >Queen


 てな訳で、その後ナレーション入れやミックスまで終え、なんとかこの時間に帰って来れました。プロデューサーの方とお話(打ち合わせを)してから丁度丸1日半くらいで完パケ。ボクの中では、結構記録的かも知れない(笑)。

ちなみに、丁度昨日のこの時間くらいに家でギター録ってたんだけど、少ないパートながらも7本重ねた甲斐あって、エンジニアのAさんやらクライアントの方々などから「すっごい!音がそっくり!」と思いがけずも大好評でした(笑)。

 いや〜、こんな形で出番が巡ってくるとは! >Burnsのブライアンメイ・シグネチャーモデル

 というわけで、無事プレゼン通って茶の間で見られるようになることを祈ります。
個人的には、Queenのコピーって中学生以来だから、そりゃもう楽しかったっすよ。>ギターオーケストレーション
 

2005年8月13日

とか書いてる間に…

 日付が変わってしまったわけですが(笑)。

 今日は某雑誌編集者の方から連絡があり、ソフトシンセのレビューみたいなものの原稿執筆依頼が来た。合わせてメールで来ていたリストをみてみると…う〜ん、モチベーションが得られるソフトがあまり無いな…。お借りしたソフトは、まあ製品に近いDemo版のようなものなんだろうけど、そのままお借りしっぱなしでも良いとの事なので、どれがいいか物色してみたけど、NI系は大概持ってるけど説明の難しいものばかりだし、どうしたものかと。

 とりあえず、無難(なのか?)「ARTURIA Moog Modular V 2.0」をチョイスしてみた。ホントは、これが楽そうかな?ってのが有った(ULTIMATE SOUND BANKのXtreme-FXってやつ)んだけど、代理店の在庫切れで評価版しか手に入らないとのこと。評価版は120MBちょっとの音源しかないらしいから、音源の質からもライブラリが重要なソフトシンセということから、大したこと書けそうにないと思いサクッとパスした(^_^;)

 これだったら嬉しかったんだけどな〜。この手のオーケストラモノの音源は既に「もういいか?」って位あることはあるけど、またちょっと違うみたいだし何しろ一度に扱えて便利そうだし。それに、オーケストラ音源だけはまだ完全に納得のいくものとは出会えていないってのもあったし。

 プチ残念。


 それにしても。

 この手のソフトシンセは次から次とどんどん開発されるよね。ホント、全然追いつけないすよ。てか、もうそんなに音源いるのか?ってな感じだし。飽きるまで使う前に次のをインストールしているような感じで、こりゃいかんな〜とか思うもんね。

 と同時に、ハードシンセで画期的なモノは、もうあまり出ないのかもなあ…とか思うと、ちょっと寂しい感じもしますな。
 

2005年8月12日

今日は久しぶりに

 音楽ソフト(DP)を立ち上げない日となりました。と言うか、オーディオ系の機材の電源も一回も入らないで過ごしましたな…。改めて振り返るに、一体何日ぶりだろう…と。

 iTunesくらい立ち上げてみるか。

2005年8月10日

例年にない忙しい夏

 な〜んか、いつもは夏ってそんなにあくせく働いている記憶が無いんだけど、今年は例年無く毎日DPを立ち上げているなあ。いや、秋口が忙しいのは分かるんだけど、お盆周辺でってなると…一昨年?だかのPigeon's Milkとチョーヨンピルさんでの韓国レコーディングが重なった時以来だろうか?

 ちょうど今は某新人アーティストさんのアレンジの手直しに追われてるけど、ちょっと前までは久々にお師匠さんの仕事のお手伝いをしました。某放送局の某アニメのサントラなんだけど、数曲依頼されて曲書きました。つっても、1分少々の曲だから、サラッとしたもんですけど…なんか、こういうのは趣味っぽくて楽しかったなあ。

 かと思えば、友人に頼まれてカラオケの仕事なんかもしたよ。ちょっとお金無いんで、アルバイト感覚で(笑)。これ、やってみるとメッチャ大変だす。ローランドのSC-88オンリーで1曲形にしなきゃいけなかったんだけど、ボクにとってはもぅ〜殆ど無理っっっ!!って感じで。

 しかも、昔の古い曲だったりするから弦とか生だし、今さんっぽいギターも入ってるしドンカマ使ってないからリズムもインテンポ(厳密なという意味)じゃないし・・・。まずはテンポデータから作ってましたもん。

 さて、明日からは某知人のレコーディングがスタートするようですが。ようですがってのは、ボクはミックスだけ担当することになるので、生録り部分は見学するだけなんだよね(笑)。最初は7曲くらい?とか言われてたんだけど、最終的には普通にフルアルバムになるっぽいから10曲くらいあるんだろうか…?

 まあ、新しいMacも来たことだし、ストレス無くバリバリ出来るだろうから、その点はちょっと気が楽。早くMDD売っちゃわないとな〜〜。

 てなもんやで仕事に戻ります。
 

2005年8月 9日

DP4.6 その後 その2

 新たな問題に直面した。

 DP4.6になりV-Rackが付いたりしてチャンクまわりが弄られたからか、新たなバグが潜んでいたっす。以前の(DP4.52)頃のデータを読み込むと、あらま不思議、プラグインエフェクトのウインドウが開いてくれない。開くものもある(VST系とか)けど、メーターの表示が動いてなかったり、ツマミも触れないので設定の変更も不可と来たもんだ。なんだこれ??

 主に、チャンクでいくつかシーケンスを分けていたりする時に起こる感じだ。新しくDP4.6で制作したデータでも、Loadで別シーケンスに読み込んだ際に同様の症状になったりした。こりゃ間違いなくバグでしょうな。

 で、この解決方法を模索したわけですが、ピンと来たので試してみたらビンゴだったのが、古いシーケンスのトラックリスト上のデータを全て選び(コマンド+A)、ミニメニューから別シーケンスにコピーするとものの見事に復活して、全てのプラグインエフェクトがちゃんと機能するようになりました。ナイス!!自分!!(^_^;

 あと、突然再生を押してから暫く待たないと再生されないという、一瞬トラブルと思わしき症状に見舞われ頭を悩ましたけど、これはいつの間にか2barボタンがオンになっていた(というか、自分で意図的に押した記憶は無いので何か間違って該当するショートカットキーでも押しちゃったんでしょ)為に2小節分カウント待ちしていたらしい(笑)。

 というわけで、こっちは単なる人為的ミスなんでバグではありません。


 それにしても、グラフィックエディットの音を選んで上下に動かして変更する方法が使い辛くなった。これは言葉では説明しにくいけど、グラフィックエディット画面で音符を掴むとその音が再生(オーディション)されるよね。で、そのまま上下に動かして音程の変更が出来るわけですが、変更してその音がオーディションされた時点でグラブオフしても、ちゃんと変更されないというバグ。最初面食らいました。

 よく観察すると、左のピアノロール画面上の鍵盤でハイライトしている音の動きと、オーディションされるタイミングがずれているというかシンクロしてないというか。なんだか、コツがいるエディット方法になってしまってますわ(笑)。

 う〜〜、イライラするからとっとと前のに戻してくれ〜〜!

 妙な拡大画面は要らんから!