2005年12月 6日

記念すべきブログ100エントリーめ

 記念すべきブログ100号目が…なんと、Macの不具合報告である。

 先日、といってももう数日も前になるが、Thunder bird でメールを取り込んでいたら、突然に画面が(文字通り)バラバラと崩れ落ちるように真っ暗になり、ビデオボードの信号が途絶えた。マジで、ぎょっとするクラッシュの仕方(今のMac G5なら、カーネルパニックでさえ、そう見られるものでもないが…)で、相当嫌な予感がしたが、それ以降、G5 君は通常起動が出来なくなってしまった。

 仕事も溜まってきていて、やるべき事はたんとあるのに、メインマシーンのG5 2.3G DP がいきなり使えなくなってしまったのである。しかもご丁寧に、その時外していた音楽専用の起動HDDからも起動できなくなっていた。

 元々、起動ディスクは内臓の250GB2台にそれぞれ、メインで使っているTigerとサブのPanther、そして、外付けのラシーが音楽用で一つ、計3つある。そのいずれも、セーフモードでしか起動できなくなってしまっていた。しかも、ちょっと前まで普通に動いていたシステムディスク達である。

 これは…本体の故障なのか…? それとも……?

 
 
 その時から、不具合箇所の発見と、修復作業の日々になった。取りあえず、P-RAMのリセットを掛けたあと、繋いであるものを全て外し、Hardwareテストディスクからテストしてみた。メモリが4.5GBあるので、2時間以上検査に掛かったが、取りあえずハード的には問題無いことが分かった。まあ、そもそもセーフモードでは問題無く動いていたので、一応は期待通りだが。

 他に思い当たるのは、11月の末くらいに出ていた、セキュリティアップデートの2005-009ってえやつ。かなり大がかりなアップデータのようで、テスト無しに入れるのはどうかな…と思いつつも、その前の2005-008ってのが、あるソフトとの相性で不具合報告が出ていたこともあり、それの修正も含んでいる可能性もあるので、つい、全てのディスクにアップデータを掛けてしまったのが、結局のところは敗因だった。やはり、この手のは先ずは一つだけにして様子を見ないと駄目だな…と。

 で、暫くは外回りの用のiMac G5での作業を強いられるかと思っていたが、やはりそれでは埒が明かないので、本日色々試してみた結果、やっと原因を特定できた。も〜信じられないんだけど!!

 不具合が出たアップデートは、「System/Library/Frameworks/WebKit.framework」というファイルだった。これを探し当てるために、一端別のFW HDDにTigerを新規インストールして、およそ、2005-009のセキュリティアップデートをかける直前くらいまでのアップデートを施した後に、ライブラリにあるレシートの内容(SecUpd2005-009Ti.pkg/Contents/Resources/BundleVersions.plist を見ると何がアップデートされたか、大体分かる)を調べたり、ファイルを見比べたりしていて、あとはシステムのログなどから推測して、2つくらいに犯人を想定して、ファイルを戻してみてビンゴ!だったのが上記のファイルである。

 色々検索しても、似たようなトラブルに泣いている人は見あたらないので、多分、うちのG5 の環境に依存するものと思われる(現に、iMac G5ではこのアップデートを掛けてもなんともなかったし、LaCieからも普通に起動できた)が、もし、起動時にブルー画面になってからディスプレイがオフになるトラブルに見舞われた人には、上記のファイルを少し前に戻してやれば取りあえずは起動できるようになるので、ここに記しておく。

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 というわけで、このセキュリティアップデータをあてる前に、念のためにシステム関係のバックアップを取っておくことをお薦めします(笑)。てか、これからはボクもそうしよー。セキュリティアップデートみたいな、信頼がおけそうなアップデータのおかげで不具合から仕事が止まるなんて、全く信じられないすよ。
 

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