2006年3月24日

PSE法改正案

 巷のニュースでご存じの方も多いと思うけど、ボクも以前所属していた日本シンセサイザー協会主導の署名運動が功を奏し、いわゆる「ビンテージ楽器」に関しては、PSE法から除外されることになりましたね。これに関しては、素直に喜びたいし、やっぱり、釈然としない、曲がった法律には、ちゃんと指摘して立ち上がれば政治家も動いてくれるんだな…ということが分かって良かった。ただ、基準が曖昧だよなあ。

 というわけで、2001年より以前の中古楽器についても除外を求める要望書を経済産業省に提出したと、今日のニュースで知った。詳しくはこちらの3/23付けの記事でも確認出来ます。ボクにとっては、身近な方々が発起人に名を連ねてますし、もちろんボクも「異議無し!!」ってことで賛成なので、出来ることは協力したいと思う。

 つい最近DX7 IIを買ったばかりだし(笑)、電子楽器は文化ですから、そう簡単に捨てられませんて。
 
 そうそう、時を同じくして、楽器に関わらず他の中古機材についても、PSE法の見直しをしてはどうか?という案が民主党から出される(た?)っぽい。改正案は、今月末で切れる販売猶予期間を1年延長して、その間に色々見直しましょう、取り扱い方をきちんと決めましょう、ちゃんと告知しましょうって事らしい。

 ホントならこういう手順とか議論とか、ちゃんと5年前に為されてなければいけなかったわけだよね。専門家の意見も聞き入れながら。まあ、誤りは誤りとちゃんと認めて、是正していこうという動きがちゃんとあったわけだから、これについても良かったと思います。

 ただ、まだまだどうなるか見守っていく必要があると思いますけどね。しっかりとまとめて欲しいと思います!

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