2006年7月17日

MUSEの新譜

4枚目のアルバム「Black Holes & Revelations」がリリースされてもう大分経ちますが、W杯で忙しかったこともあり(おい)、ここでは特に取り上げてなかったんだけど、今頃ですが、今更のように聞き込んでおります。

いや、最初音だけ聞いたときはかなり形態が変わった気もしたもんだけど、根っこはやっぱりMUSEだねえ・・って事で。意外と3枚目から繋がっている気もしてくるし。賛否両論かも知れませんが、ボクはやっぱり嫌いじゃないなあ。というか、今回のアルバムも相変わらず好きな類ですな。も〜ライブだと盛り上がるんだろうなあって想像つくし。

ここのmicrocuts.netってところの「Video Clips」ってところに飛べば、(多分?)シングルカットの「Supermassive Black Hole」が観られるわけだけど、いや〜なんともキモカワイイというか、気持ち悪くて気持ち良いというか(笑)。

なんか全身を覆う不気味な衣装を着た人がくねくねと変な踊りを踊りまくってるのがね、ちょっとツボです。あ、最新のクリップに「Knights of Cydonia」も追加されてましたが、こりゃあ一体なんですかね(^_^;)

かなりギャグっぽいんですけど(^_^;) なんだか、一時のYMOのようなユーモアを感じます。あ、実際にずっと入っているシーケンスサウンドがそれっぽいというのもあるんすけど。

細かいディテールをいうと、今までのような生系が主体のサウンドから電子音をかなり取り入れるようになってきたのが変化といえば変化ですかね。まあ、以前からシーケンスで結構使ってましたが、今回はテーマとかリフとかをシンセがやっている曲が多い傾向にあるというか。

2曲目の「Starlight」、甘酸っぱい感じのピアノとシンセのリフなんか、かなり琴線に触れますね。ちょっと80年代の風も吹いたりしてね〜。5曲目の「Soldier's Poem」や6曲目「Invincible」あたりは、正にMUSEの真骨頂という感じがします。こういうのが出来るこの手のロックバンドってのは、やはりMUSE以外はピンとこないんですよねえ。

ちょっと残念なのは、7曲目以降の展開がちょっと単調になっていくというか、比較的普通〜の曲が並ぶんですな。普通というか、それこそ今までの3枚からの二番煎じみたいな曲が。ま、そういうのももちろん嫌いではないんだけど、前半の流れが良いだけに、ちともったいないなと。それにつけても、「Hoodoo」みたいな曲は絶対あるんだね、このバンドは(^_^;)

というわけで、MUSEの新しいアルバムのプチレビューでした(笑)。あ、今までMUSEを聴いたこと無い人にもお奨めは致しますが、いきなりは買わないで、前述のサイトであれこれ観てからにしましょうね(笑)。

う〜ん、サマソニ、TVで放送するかな?

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