2007年2月 2日

思わぬところでお宝ゲット!その2

続きです。

というわけで、作業スペース用に簡単なゲストユーザーを速攻で作り、夜10時過ぎにお宅へデリバリー。到着すると、先に細野さんが来ていてあれこれやってくれていた様子。今回のレコーディングは、ここでも告知が出ていますが、細野さんにゆかりのある著名アーティストが参加して、細野さんのトリビュートアルバムを作ろうという話。僕も今回、ミハルちゃんがやる曲のサポート(レコーディング+ミックス)で参加する予定だ。

話を聞いて、とりあえず症状が再現するかどうかを知ろうとしたが、どうも1時間ほど使ってないと症状が現れないかも…とのこと。そりゃ待ってらんないから、切り上げてとっとと引き取ることに。入れ替えに僕のMacを設置し、ざっとミハルちゃん用の環境を構築する。といっても、MIDI、およびオーディオインターフェイスともにうちと同じMOTU製。ドライバーソフトは同一の物なので、設定を弄るだけなので2〜3分で終了! シンセもマスター鍵盤がMotifと、あとはJVが鳴ればOKなのでこれまた数分で終わる。

そんなわけで、作業はサクッと終わり、その後は細野さんと楽しい談笑!…なわけだが、なぜかトラブルがらみの話の中から、今度出るクラウン・イヤーズ 1974-1977というCDボックスの話に。主にマスタリングの話なんだけど、マスターテープの状況が様々で、非常に苦労されたようだ。で、このCD、満足のいくまでやっていたら結局4回ほどやり直したという力の入りよう。今回のマスタリングはいつもの小池さんではなく、クラウンの間部氏と言う方がなさっているが、この出来映えがかなり素晴らしい。以前のCDと聞き比べても、明らかに中低域の量感と密度が増えていて、うちの環境でさえ、クオリティの高いオーディオ装置で聴いているような音に仕上がっている。

とくに「これは!!」って思ったのが、本編ではなくて申し訳ないが、トロピカルダンディー(Disc1)のボーナストラックで収録されている「薔薇と野獣」。元の音がやっぱり良いんだろうけど、より現代的に引き出されていて、まったくもっていい音だった。ちなみに、聞くところによると最初のマスタリングはご自分でやられたらしい。御本人としてはそれも気に入っておられるようなので、そっちも聴いてみたいところだが、どのような流れかは聞くに及ばないけど、クラウンの間部氏になったらしい。

さて、僕のラッキー話はここから。

crown yearsこの時、その「ハリー細野 クラウン・イヤーズ 1974-1977」のPCD(サンプル盤)を一枚持っていらしていた。多分ミハルちゃん用に持ってきていたと思われるが、でも、久しぶりに会った僕のために(…かどうかはわからないけど…)、そのちょうど上がってきたばかりだというサンプル第一号を「あ、これ、木本君にも。ミハルちゃんにはまた今度ね」…と言いながら、貴重な一枚目を僕に渡してくれた。ちょっとプチ狂喜乱舞状態になったが、夜中のノリという言葉もあるように、ちょっとうまいこと図々しく(アッパー状態)になれて(笑)、ここぞとばかりにお願いしてサインも入れて貰った。最初のサンプル版を直々に頂くと言うことで、記念に「Sample 01」というちょっとしたシリアルナンバーも、図々しくもお願いして入れて貰った(笑)。

実は、以前から何とかそういう機会があったら、たった一枚で良いから細野さんのサインを頂けたらなあ…と、常日頃チャンスをうかがっていたわけです。でも、たまにしかお会いしないとは言え、気持ち的には「お師匠さん」なもんで、どうにも言い出しにくかった……というところがありましてねえ。

というわけで、お会いするようになってから二十数年の時を経て、やっと手に入れることが出来ました! >細野さんのサイン

ホントはこういう場で書くのはどうなの?って感じもなきにしもですが、も〜嬉しすぎるし、この際なんで!ってことで、ここに記します。

ちなみにこのCDボックス。もちろん、既にトロピカルダンディーも泰安洋行も持っているけど、今回頂かなかったとしたら、もちろん自分で手に入れてたと思う。ボーナストラックもあるし、中華街のライブのDVDが付いてたからね。それに、これは手にしてから分かったことだけど、結構〜読みごたえのあるブックレットが付いている。その当時のことが書かれていて、これは、ファンにとっても堪らなく貴重なものだろうし、こんな盛りだくさんな内容で7千円弱なんだから、ファンは買わずにはいられないだろうね〜。僕もちゃんと自分で買って、アニキにでもプレゼントして聞いて貰おうかな?って思ってます。あ、もちろんファンじゃない人にも勧めちゃいます。

ほら!そこのあなた。あなたですよ!(笑)

さてさて、ホントはこっちが本題だったはずなんだけど、すっかり脇役になってしまったiMac君のその後。うちに来たミハルちゃんのiMac G5は先ほど再構築しなおしたところ。手順としては、一旦、立ち上げボリュームの全体のバックアップイメージをディスクユーティリティから作り、その後、綺麗にイレースしてからTigerをクリーン・インストール。無事に立ち上がったら、先ほどバックアップしたイメージをマウントして、「移行アシスタント」を使ってユーザー環境などはほぼ丸ごと移し戻し、システム、及びセキュリティ関係のアップデートをいくつかこなしたあと、各種ドライバーなどを最新のインストーラーからインストールし直し。その後お預かりしたアプリケーションの再インストール、オーサライズ、そして動作チェックと、結局ほぼ丸一日仕事だった。それにしても、もう何度もこの手のことをやっているが、待ち時間が多くて、退屈でやになるね。


というわけで、いよいよ明日からはレコーディングです。といっても、夕方からなんで、あまり捗らないかもなあ・・。

そんなこんなでまた来週(笑)。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.muscle-museum.com/mt4/mt-tb.cgi/263

コメント[2]

すいません、そこの私なんですが、買った! という勢いが付きませんで、ごめんなさい(笑)。今回のレコーディングのを買わせていただきますので、またお知らせください。楽しみにしております。

あ、とくにKAZUさんに…というわけでもなかったのでお気になさらずに…です!(^_^;)

コメントする