2007年6月29日

828mkII、O/H完了!

というわけで、まだ2年ちょっと(嘘です、調べたらもう4年近く使ってました(笑))とは言え使用頻度も高く、長年使ってきて少しガタが出てきたのでオーバーホールに出しました。

そもそも、液晶パネルのバックライトは購入後1年持たずに切れてしまい、まんまだったし、多分初期型なのでROMも新しいのが出ているような気がしてて問い合わせてみたり(案の定出てました)。ちなみに、巷でよく聴くような電源(電圧)不安定による未認識とか、アウトプット不良により音が出なくなったりとかのトラブルは一切なく、この液晶パネルの問題以外は基本的にノートラブルの優良児だったんですけど、やはり、ここらでメンテしとこうかと思い立って。

というわけで、仙台にあるミューズテクスの検品物流センターに依頼してみたら、やはりROMは最新に交換、同時に電源部付近のパーツの劣化が認められ交換が必要とのこと。結果、メインロジックボード交換が安上がりという返答が来たので、素直にアッセン交換することにしました。費用は15,750円。一式交換でこの値段は比較的安め…と言えるでしょうね!?

ちなみに、液晶だけ直しても1万近くは取られるし、修理せずにそのまま返して貰っても検査費で6,000円取られますから、この先も使用を続けるのならば、まあ〜これ以外の選択の余地は無いといえます(^_^;) 実費としては仙台に送る際の輸送費が別に1250円掛かってますから、トータルで17,000円ってところすね。まあこれでまた暫く元気に音を出してくれるなら、安上がりと思えます。っていうくらい、まあ酷使してますから(笑)。


で、6月24日に出して本日(6/29)戻ってきたんですが、ボディも綺麗に磨かれていたり、バックパネルを見てもピカピカしていて気分がいいもんです。動作チェックすべく周辺を繋げてみますが、ちょっと緩くなってきてたFireWireポートもまたカッチリに戻ってたし、光ポートには開閉式の蓋が着いてたりと、少しマイナーチェンジした感じで。久々に液晶がついたところを見てホッとしたり(笑)。

ところで、実はこの828mkII は購入した際に登録するのを忘れていてずっと未登録で使っていたから、いざ、修理に出そうと思ったらミューズテクスでは受けて貰えないみたいでした。登録葉書は出したつもりでいたのが未登録だったわけだから、今更どこにいっちゃったのか分からないし、今更出てくるわけもない。

というわけで、費用としては登録書の再発行代が別途必要になりました。向こうに伝えていたシリアルナンバーが一部間違っていて、ちょっとサポートの人と電話ですったもんだしましたが、なんとか登録ハガキを再発行して貰った。ちょうど一年前にもバックライトを直そうとしたんだけど、その時はタイミングが合わず出せなかったんだけど、そん時に登録だけでもしておけば良かったなあ。

セコい話だけど、1年前は1,575円だった再発行費用が、今年になったら3,150円になってたもんで。ほぼ倍ですね〜。システム的にセキュリティを強化したのが理由だそうです。その分をしっかりユーザー側に持たせるんだね、ふ〜んって感じ。

この話には更にオチがあって、いざ修理に出す時になって初めて箱を引っ張り出してきたんだけど、箱の横に保証書が張り付いてるのを確認、見ると、ビニールの封を開けた形跡がない…。ここに保証書があるのは知っていたけど、ちゃんと封を開けて確認しているものと思っていたけど、これは勘違いだったみたいで…。結果、その保証書の裏面というか、保証書にくっつく形でユーザー登録書が見つかった。というわけで、再発行して貰わなくて済んでたものを、勘違いから無駄な出費をしてしまったわけで…。

なんだか、2重に損した気分。もっと良く探してみるべきでしたねえ。というのも、英文マニュアルやドライバーのインストーラと同じところに返送用の封筒と英文のハガキ(本国のMOTUに送る用)は有って、ミューズテクスに送る分だけがみつからなかったから、もうてっきり「あ〜、どっか行っちゃったんだ〜間違って捨てちゃったのかなあ?」って、勝手に思いこんじゃったもんだから、それほど真剣に探さなかったんですよねえ。自業自得です。ちゃんと箱の隅々まで確認していたら、普通に見つかっていた=自分のミスって事で、なんだかスッキリしないんですわ(^_^;)

まあ、今更言ってもしゃあないすけど……そういう性格なもんで(^_^;)


さて、この時同時に、インテルMacで自宅のMTPII USBも繋げられるように、ROM交換すべく手配したんだけど、これはミューズテクスのサイトではアナウンスがないようだけど、MacBookで使う場合は繋ぎ方に注意が必要です。というのは、ダイレクトにMacBookのUSBポートへ繋ぐか、もしくはUSB1.1のハブ経由じゃないと、システムプロファイラでは普通に認識されているように見えても、AudioMidi設定やClockWorkでは認識されずに使えません。

ノートブックだと色んなものをUSBハブを介して接続するのは至極当たり前のことだし、今はもうハブの仕様もUSB2.0が普通だし……。そうなると、現時点ではROMを最新のものに交換してもちゃんと使えるとは言えないですね。まあ、MacBookに1UサイズのMTPを繋げるのもあまり現実的じゃないけども(笑)。他の小さいMIDIインターフェイス(Micro〜とか)ではどうなのか、興味があるところです。

ボクの場合も通常はイーサ経由のネットワークで使うし、単体でもKOREやM-AUDIO FW410とかにMIDIインターフェイスが付いているので、シンセを一台繋ぐくらいならこれでも十分だから、まあ、それほど困るって程じゃないんだけどね。

ちなみに、この件についてのミューズテクスの見解は、「もしElecomやBaffalo製のハブを介すとMIDI信号の乱れでパニックや遅延が起こりやすくなる、同時に認識等も上手くいかない。ゆえに、なるべくMac本体に接続してほしい」との事です。

というわけで似た環境の人は使用にはご注意下さい。PowerMac G5やiMac G5ではUSB2.0ハブ経由でも問題無いので、インテルMacに限るのかなあ? インテルiMacや、Mac Proではどうなのか、情報をお持ちの方は是非後学のために教えて下さいな!

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