2007年6月19日

というわけで音楽の授業

5/5のブログでチラッと触れましたが、昨日は近所の洗足学園音大に行ってきました。旧知の仲でもある門倉さんが講義をされるというので、興味半分、冷やかし半分で見学させて貰いました。自宅からはダラダラ歩いてなんと徒歩8分!(笑)。(小走りで行けば5〜6分だろうけど、坂道で疲れるからんなこたあしない)

ここは以前ドラマの話題の時にも登場してますが、ボクが結構はまったドラマ、「のだめカンタービレ」のロケでも使われていた音大です。この学校は塀で囲われているので、外から構内はあまり様子が窺えないようになってますから、テラスやベンチがあるパティオとかは初めて拝見しました。ちょうどパティオの真ん中に地下への階段…って実はここ学食があるらしいんですけど、結構な地下というか、かなり掘ってある感じで、お金掛かってそうな学校ですね、ここ(笑)。

今回は、ほんとボク、単に見学に行ったつもりだったんですけど、門倉さんの話のネタにされてしまい、生徒さん達の前で15分ほど壇上にてトークショー形式でお話ししました。ワイヤレスのピンマイクが壊れてて、マイクがハンド一本っきゃなかったのがご愛敬でしたけど(笑)。

内容はかなり雑談に近い感じですけど、プロフィールとか、シンセプログラマー、マニピュレータという職業についても少しだけ。まあ、こういう高尚な音大みたいなところで、ボクみたいな輩がこういう話をしてもなにがどう参考になるのかは分かりませんが、なにしろ音楽の道に進もうとしている生徒さん達にとっては、俗に言う「現場の仕事」がどういったものかとか、そういった部分が少しでも伝わればいいかなと。案の定、生徒さんの質問で「プログラマーという職業は実際はどういう風に仕事をするのですか?」という質問が出たし。ちゃんと具体的な例を挙げて答えてみましたけど、拙いボクの説明で生徒さんが理解し得たかは不明です(笑)。

にしても、一般の人よりかはまだ近しいと思える音大の生徒さんでも、まだまだ認知されてない職業なんだなあとつくづく思いましたな(^_^;) でも、CDのクレジットなんかにも、「シンセサイザープログラミング」とか、「リズムプログラミング」とか「ProTools Edit」とか、ちゃんとミュージシャンと同列に記載されてるんですけどもね(笑)。みんなあんまりその手のCDは買わないのかな?

というわけで、暫く対談したあとは、ボクも門倉さんの授業を聴講することに。「ポップス概論」と称して、今回第3回は「スケール」についてでした。スケールといっても、ジャズ理論のモードの話じゃなくって、もっと基本的な部分。純正律、12平均律、ブルーノートなどの話で。ボクもなるほど!って思うことがあったし、かなり分かりやすくかみ砕いてやるんだな、と思いました。前回はグルーブの話をしたみたいで、ポップスの成り立ちを、歴史から紐解いて説明しているようです。

こういう風に教えて貰えてれば、学校の授業も眠くならないよね、きっと。

授業は1時間半ほど行われ、その後、どっかでメシでも?って話になったときに、その日はちょうど生徒さんの誕生日会があるので顔を出すとのこと。そっか〜って思ったのもつかの間、門倉さんの妹さん(このお方もこの学校のピアノ科の先生でいらっしゃいます)に速攻で誘われ、ワケも分からんボクもなぜかお邪魔することに。

なんか久々に関係ないなりにも学生気分を味わえ、とても新鮮な気分でした。
なんかやっぱり学生さん達って楽しそうでいいよね。
いや、外からみる範囲の話ではありますが(^_^;)

 

PS: そういや、この日は面白そう…というか、楽しみな話を聞きました。
今ここで話すことはできないけど、個人的に、ちょっと楽しみが増えたかな!
いずれまた話題に出来るかもです(笑)。

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