2007年8月30日

よいこの夏休み絵日記 番外編

趣味サイトの方にスポーツランド菅生のGT観戦のムービーを張ったのですが、ついでにちょこっと潟沼や猊鼻渓、松島なども作ってみたので、併せてこちらに掲載します。(別ウィンドウが開きます)





MOV01047.jpg 菅生の最終コーナー席、中段より。
まだまだ序盤で、雨も降ってるし、GT500とGT300がまだそんなに入り乱れてない頃ですね。
ああ! ガライヤに乗る新田選手がアウト側からビーマックに抜かれてる…(^_^;)
MOV01057.jpg ここはSPコーナーの外側。て、実際は内側だけど、コーナーの向きに対しては外側ってことです。
左側が一つ目、右側が二つめで、その先に最終コーナーの入り口が見えます。
途中、甲高いエグゾーストノートが聞こえるのは、ランボルギーニのムルシエラゴでしょうな。
MOV01080.jpg 3つめはストレートからお送りします。ここは、新たな伝説(?)としてGT500ー3台併走バトルってのが生まれましたが、実は、GT300の方でも3台併走やってます。
GT500程の危なさが見られないのは、やはり直線スピードの緩さから来るものでしょうか。

つっても、GT300とて実際はメチャ速い。
MOV01103.jpg 鳴子温泉近くの潟沼というカルデラ湖、その周遊路を散歩しているところです。
  記事にも書いたけど、マイナスイオンをバシバシ感じられた場所です。
MOV01115.jpg 潟沼を一周して、レストハウスで休憩中、他のお客さん(語らいからご想像下さい)が鴨にエサをあげてるところ。
何故か一匹だけ、のけ者というか、虐められてるっぽい鴨がいて、その鴨を呼んでますがなかなか近寄ってこない。
MOV01289.jpg これは、猊鼻渓の舟下りの復路途中、ガンガン着いてくる鯉の集団です。
昔はもっと数が多かったらしいが……。
ご覧のように、メタボ君達です。
MOV01290.jpg というわけで、舟下り途中の追分を少し。
上手い下手はボクには良く分かりませんが、なかなかおつなモノでした。
MOV01358.jpg 最後は松島のカモメさん達。
記事でも書いてますが、ボクは鳥が少し苦手系なのでちょっと怖い(^_^;)
かみさんはガンガンかっぱえびせん投げてた。
ここのカモメさん達も結構メタボ君です。

お粗末様でした。m(_ _)m

2007年8月24日

ちんとんしゃんてんとん

YouTubeで小島よしおをまとめ見した。

う〜〜ん、今度は「ちんとんしゃんてんと〜〜ん」が頭から離れない……(^_^;)

にしても、最近売れてますよねえ。
でも、こういう芸風だと……賞味期間がすぐに切れそう……って、本人もネタにしてるから大きなお世話か。

あーあと、友人に教えて貰った「アントキノ猪木」ね。

「お支払いは現金ですかーー!」に腹を抱えました。

というわけで、お気に入りのタカアンドトシもネタやらなくなってそろそろ飽きてきたので、こっち系に走ってみました(笑)。今はお笑いも多様化してきてるなあ。

2007年8月23日

そりゃ気にはなるけど…

…買うに至らない曲って、ありますよね?

ボクは一応、毎週スカパーの洋楽ランキングをビデオに録っておいて、これは聴いとかねば!とか、こりゃ結構いいかも!ってなお気に入りがあるかどうかを、パパッとちょい聴きして、その時のインパクト具合で買うかどうかを決めたりもするのだけど、先週、「これは!!」って思ったけど、さすがに購入するには至らないCDがあります。

なんというか、ホント、インパクトだけは凄かったんだけど、買っても2度3度聴くか?って自分に問うた時に、間違いなくNO!という答えが出たもので。でも、未だに興味本位で買ってみたい気もする…。

それは次の2作。

先ずは、これ、Sean Kingston(ショーンキングストン)という、フロリダ出身17歳のジャマイカ人。先行リリースされた1stシングルの「Beautiful Girls」なんですが、これ、オケがもろ「スタンド・バイ・ミー」な訳で。

でも、オケはそうなんだけど、メロディは全然違うのね。で、この後乗せサクサクメロディーがなんともポップで覚えやすく、一度聴くと頭から離れないという。キッチンでトイレで、はたまた車の中で。つい口ずさんでしまうという。

実は、これを見た翌日の仕事で、少し差し支えがあったくらいの破壊力。しかも、オケはシンプルで結構好みなんですな。PVいいし。ボコーダー…というか、例のピッチ・エフェクトの使い方も…らしくて思わず笑みが。歌のノリも一応レゲェって感じで、その後ノリ加減はかなりのモノ。なかなか日本人には真似出来ない感じです(笑)。ちなみに、歌詞は持てない男の嘆き節っぽいけど(^_^;)

ちなみに、なんとビルボード1位取ってるみたいです(笑)。17歳にして、このちょっと「インパルスの堤下」体型の男の子(高校生?)が売れちゃうんだもんね。これも日本ではあり得ないこってすな。

でもって、もう1曲はこの曲。M.I.A. で「Jimmy」って曲です。こりゃもう、リンクのPVでも見ていただいてですね、その〜まあ各々感じていただければ……と。

きっと好きな人もいるでしょうし。ルックスはちょっとインド系のブリトニーみたいな感じだけど、よくよく見ると意外と可愛い(笑)。オケも、なんか80年代後半のRAIミュージック的ノスタルジックな音で、ボク的にはまあまあイケてる。とくに、ポコッポコっていうシーケンスや、サイン・シンセのかけ上がりとか、結構好みです。

にしても、

「ジミー?」「あちゃあーー」

ってなんやねん!!!

最後の「ジミー好きよ、ブツブツブツ……」みたいなのもワケわからん。

というわけで、上の2曲。一度見たら、頭から離れないこと請けあいです。なにげに覚悟しといて下さい(笑)。

ほな、さいなら!

PS:上記リンクは、ステージ6divx.comで検索したもので暫くしたら見られなくなるかも知れませんので、興味のある方はお早めにね。
 

2007年8月21日

よいこの夏休み絵日記 その5

というわけで一週間のご無沙汰です。宮城旅行の絵(写真)日記もやっとここれで最終回となります。よく歩き、よく走り(車でね)、そしてよく食べた(ソフトクリームをね)旅行でした。


- - 8月2日 - -

今朝もやはり子供達の早起きパワーもあって8時前には自然と目が覚めた。既にケイトちゃん(板倉の奥さん)とFM子さんは朝食の支度で台所仕事を始めていて感心したが、一方、ボクを除いた家長達(笑)はまだまだ起きる気配もないので、朝飯前に露天でひとっ風呂浴びてくるかっ!とばかりに、ボクは一日をいきなり風呂から始めることに。

まあ、普段から起きてすぐシャワーってな生活なので、全然違和感無し。

うぐいすの湯「うぐいすの湯」という名のついた露天へ行くと、さすがに誰もいない…と思いきや、なにやら管理者っぽい人が車で入っていくのが見えた。でもその人は一旦いなくなったので、朝で頭もボーッとしていることもあるし大して気にも留めず入ることにした。着ているものをパパッと脱いでズカズカと入っていって、とりあえず一通りう〜〜んとか唸っていると、さっきの人が裏の方から上がってきて、なにやら清掃の準備をしている…。

で、見てると他の湯船(というか、写真の通り1人用のお釜みたいな奴だが)のお湯を抜き出してる。こりゃどうやら清掃かなにかで、お湯も入れ替えちゃうんだな?…と気がついた頃にはホカホカといい頃合いになってたので、「すいませんでした〜」と声を掛けて上がった。ほんの15分くらいだと思うが、それでもひぐらしとうぐいす、そして近くの小川などのアトモスフィア、それらを聞きながらお天道さんの下で湯に浸かったことは「本当にアレだよな〜、命の洗濯だよな〜」…って感じる瞬間(ひととき)だった。


山荘に戻り、作って頂いた朝飯を有難くいただき、そうこうしているうちに板倉君も起きてきて「今日どうする?」みたいな話から、「蔵王の頂上でお釜をみる!」と決まるまでそう時間は掛からなかった。ちなみに「お釜」というのは蔵王の頂上付近に出来たカルデラ湖で、比較的有名な観光ポイントである。

でもその前に、子供達は牧場で遊ばせようってことになり、このM家からは車で15分くらい、初日に寄った「蔵王ミルクファーム」との中間くらいにある、なだらかに広がる高原の奥の方にある「蔵王ハートランド」って所に寄ることに。

蔵王ハートランド(の牛達)今回は大所帯なので、なんだかんだで準備に時間が掛かり、到着したのは既にお昼過ぎ、さっそく見て回るが、ここでちょっとした事件というか、ミスが発覚。ボクとしてはあろうことか、デジカメのメモリをクリアしてくるのを忘れてきていた。しかも、普通の写真データではなく、昨日の晩、ムービーを他のパソコンで見るために作った、別の領域に移していたデータなのでデジカメ本体からは消せないという…(笑)。

レストハウスでソフトこの先にはなんとしても景色を撮りたい「お釜」も控えてるし…ってことで、一旦ボクだけ別行動で山荘へ戻る事に。往復なんだかんだで40分くらい掛かり、ボクにとっての蔵王ハートランドは「ソフトクリームを食べながら休憩した所」ってことになる。


お昼もとうに過ぎて2時近くまでここにいたが、そろそろって感じでボクらはお釜に行くことに。最初はずっとここで過ごすつもりでいた板倉家も、飽きたので一緒に来ることにしたらしい。帰りにまた近くまで戻ってくるので、M君のランチアイプシロンはここに置かせて貰いボクのデルタでいく事に。途中、夕飯(昼飯?)予定の美味しいピザ屋で予約だけして、一旦遠刈田温泉まで下り、左折して「蔵王エコーライン」を宮城側から登っていくことになる。距離的には大したことはないが、結構登りもきついし、4人乗車であまりスピードも出せないから40分くらいは掛かっただろうか。ほぼ頂上の所まで来て、最後のほんの1kmだけ「蔵王ハイライン」という有料道路になる。(通行料は忘れたけど数百円)

上まで登ると既に結構な観光客が来ていたが、駐車場はそこそこ広く、駐めるところを探すのもそう問題はなかった。板倉家のメガーヌは途中まで着いてきたいたが、途中からスローダウンして姿が見えなくなっていた。見晴らし後から聞いたら、長女のセナが車酔いしてしまったらしい。さすがに、あのふわふわサスであの山坂道じゃあ酔っても仕方がないかも(笑)。

というわけで、Mはレストハウスで板倉を待つことにし、ボクらとFM子さんの3人はお釜、そして頂上を目指して歩き始めた。ここから見る雲は同じ目線というか、もしかしたら自分より目下?って感じで、明らかに下界から見る空とは違って見えた。ホンの1800mくらい登ったところなのに、こんなに空が近く見えるとはねえ…って感じで、結構な景色だった。

お釜五色岳お釜の色は毒々しいくらいの青緑で、近くまで降りてみたいくらいだけどそれは無理そうだった。お釜の先には五色岳という山があるが、確かになんか凄い色というか、あまり観たことのない色をしていて凄く綺麗だった。

ひとしきりお釜で写真を撮った後、登頂経験のあるFM子さんから「頂上までいざ登ってみたら案外大したことはない」という言葉を頂戴し、「よし!せっかくだからチャレンジしてみっか!」とばかりに山頂を目指した運動不足一家の我ら木本家だが、案の定、今までの蓄積疲労もあるし、登頂断念の場所歩き慣れない急な山道&岩場で足は痛いし、おまけにやっぱ酸素が薄いからか、妙に呼吸がし辛いし…で。お釜の方に降りずに真っ直ぐ山頂を目指していれば、確かにそうしんどくもなかった気もするがそんなこと言ってもしょうがないしね。なにしろ残りあと数百mくらい?って所で、まずはかみさんがダウン。ボクも、行ったはいいが帰りが……みたいに気弱になったところで一気にトーンダウン。

中間地点を越えた辺りの開けたところで記念撮影をして、引き返すことにした(笑)。まあ実際、あのまま続けていたらとんでもなく時間が掛かっていただろうから、時間的にはこの決断は間違いではなかったかと…(笑)。

というわけで、ここまで来たんだけど…ってな写真をここに掲載しておく。

 


帰りはエンジンブレーキだけで降りてこられるくらいゆっくりとしたペースだったので結構楽だったけど、なにしろつづら折れが続くので、運転している身としては景色を見ている暇はなかったのが残念だった。山荘に戻る前にピザ屋へ寄りかみさん達二人をここで降ろし、Mと二人でまた蔵王ハートランドへ戻ってイプシロンのピックアップ。実は、この時にお土産用のクリームチーズ(ブルーベリーのが超旨し)とビーフシチューを買おうと思っていたので、イプシロンを置いてデルタだけで行くことになったんだな。あ、ついでに言うと、FM子さんがデルタが好きみたいで、乗ってみたかったという事も合わせ技であったけど。

てなもんやで、ピザ屋で遅い昼食を取る。便宜上ピザ屋と呼んでるが、実際は多分ペンションで、一階の食堂?を利用してやってる感じ。一日の枚数が限定されているのか、FM子さんがお昼頃に電話で問い合わせておいてくれたくらいお奨めのピザなのだった。一風変わったトッピングのピザを4人で4枚頼んだわけだが、どれも美味しくて、ピザ好きのボクとしては、すぐ近所にこういうところがあるのは羨ましい限り。

下山も後追いとなった板倉家用のピザは、テイクアウトで持ち帰ることに。山荘へ戻った頃はもう夕方で、本来のスケジュールならば、我々は既に帰路に発っている頃だった。まあ、予定は未定だからってことで。


ところで、かみさんはまだこの地の露天に入っていないこともあり、帰る前に一度くらいはどうよ?ってことで、車で少し上ったところにある、もう一方の露天風呂「ひぐらしの湯」へ行く。久々に夫婦水入らずで肩を並べて、今日一日の汗をざっと流す。ちなみに、洗い場もあるけど、なんか洗剤を使うことすら気が引けるので、垢は落としてきていない(笑)。

それにしても、朝は朝で気持ちいいけど、これくらいの時間(午後6時前くらいだか?)に入るのも最高だね! こちらはひぐらしの湯と言うだけあって、すぐ近くで沢山のひぐらしが「かなかなかなかな」ってやってる。東京では油蝉かみんみん蝉がポピュラーで、あまりひぐらしの音色は聴けないので、デジカメに録音しておいた。

板倉家は夜中に向けて走るというので、一足早く夜の8時前に我らは出発。途中矢板でボクだけラーメンを食べ(まだ食うか)、いい感じでETC割引の時間に東北自動車道の料金所も抜けたが、首都高は事故渋滞もあり少し混んでいたので最短とは行かず、渋谷線ではなく目黒線を使って自宅に帰り着いたのは午前1時半頃だったか、なんだかんだで360kmくらいの道に5時間程かかってしまった。

というわけで、宮城の旅もこれにて終了。我が家にとっても、みちのくの旅はすごく思い出深いものとなった。よく歩いたしね!(笑) 毎年F1で鈴鹿へ行ったとき、口癖のように「3年分歩いた」とかいってる運動不足なワタクシですが、今回の歩いた量はそれと比べたら10年分くらいかも。といっても、5日間でせいぜい20kmくらいでしょうが(笑)。まあ、普段からもっと歩いとけって話だな。

ー 終わり ー


てなわけで、途中から段々調子に乗って細かくなってしまい、アップし終わるまでにどえらい時間を要しましたが、最初に書いたように、自分用のメモ書きでもあるので、記憶に残っている事は出来るだけ克明に書き記すことにしました。ここまで飽きずに読み進めてきてくれた方におかれましては、そらもう〜かなり忍耐強い奇特な方ではないかと(笑)。

というわけで、通常業務に戻ります(笑)。

2007年8月14日

よいこの夏休み絵日記 その4

というわけで、宮城旅行の絵(写真)日記の続きです。
旅行記もさすがに4日以上は書いたことがないので、ここからは未知の世界です(笑)。

ここから読んだ方は前に遡っていただくと分かりますが、「よいこの絵日記シリーズ」は7/29〜8/2の間に宮城県(一部岩手県)の方に旅行に行った時の旅行記となっております。一部はワタクシ用のメモ書きだったりもしますが。

というわけで、内容は意外と適当だったりもしますが、その辺はぬいて読んで下さい(笑)。


- - 8月1日 - -

そしてこの旅も4日目、月をまたぎ8月に入った。先に書いたが、昨日は板倉邸に泊めさせて貰い、そして、今日は遠刈田にいる友人Mの家に、板倉一家と共に遊びに行くことになっている。M君が住んでいるところは元保養所というか、別荘みたいな所なので、広い部屋にみんなで雑魚寝ってわけだ。それにしても、別荘に住む。究極の生活だね。仕事が成り立つのなら、いずれ将来はボクもそうしたいものだけど。でも思ったけど、こんなところにいたら仕事する気は起きないなー。

さて今回、ワシらはなにしろ、まずは「観光ありき」な旅だから(笑)、ここ板倉邸も一足お先に出発することにしている。そう、-- 無謀にも昨日のスケジュールとしていた -- 松島観光にね。というわけで、抜かりなく気兼ね無く、板倉君達を起こさなくてもすめば良いと思い、朝食用のパンをコンビニで買ってきておいたわけだが、上の女の子(名前は…仮にセナとしよう)と、真ん中の男の子(名前は…仮にアンリとしよう)はボク達を上回るペースで起きだしてきてしまい、すっかり馴染んで一緒に朝食を食べてたりしたけど(笑)。

結局、最後にはみんな起きてきたからあんまり意味無かったけどね。>気遣いパン

板倉邸から松島までは下道の国道45号で走っても東へ17km程。道もまあまあ空いてたので、10時前には到着していた。なにしろ先ずは遊覧船と、瑞巌寺も五大堂も後まわしにして遊覧船乗り場へ。ここの仁王丸コース(約50分、1,400円)というので島巡りをした。船に乗り込んだら、外気の暑さに比べて冷房が効き過ぎで、こりゃ体調崩しそうかも〜と思えたが、動き出して暫くしたらデッキへ出てカモメの餌(かっぱえびせん)やりに精を出していたので、さほど問題にはならなかった。てな訳で、ガイドも半分くらい聞いてないかも。

それにしても、カモメ、だ。良く慣れてんだな、これが。

かもめ1先祖代々、未来永劫、こうして生きてきた or いくんだなあ…って思えるくらい、必死の形相(これホント)で船についてきた。数えちゃいないけど、そらもうなかなかな数だから、鳥類がちっとばかし苦手なボクは少しビビりつつも(笑)、その健気(?)な姿には胸打たれるものが。

かもめ2ちなみに、かみさんは動物好きなもので結構ノリノリでかっぱえびせん(100円で船の中で購入可)を撒いてた。この時の写真はいっぱい撮ったが、中には殆どハンド・トゥ・マウスに近いものがあったのが2度ウケた(笑)。ちなみに、かみさんが写りこんでる写真はプライバシー保護のため加工してあるんで、「顔がのっぺら棒」でも驚かんでけろ。

…にしてもなあ。

猊鼻渓の舟下りで集まってきた鯉もそうだったけどな。
み〜んな丸々とメタボリッカーになっちゃってぇ。
要は、食い過ぎなんだろうけど。

というわけで、カモメたちと島々の写真でしばし筆休め。

  

五大堂船から下りたら、船から海岸が見えた福浦島の探索に向かうことに。というわけで、重要文化財とかは2の次というか、パス決定。あ、でも五大堂だけは観にいった。まあ元々、この手の人の手によって造られた重要文化財系の建物などはあまり見ない旅のつもりだったし。前日も一関まで行ったが、少し先の平泉へ足をのばせば中尊寺や金色堂、毛越寺、義経堂など、一般的には「ここ見とけ」ってなところはパスしてきたから(笑)。

まあでも、さすがに思いっきり通り道なのでここだけは寄らせて貰った。これだけ通り道なのだから、寄ってかないと罰が当たりそうだし(笑)。

福浦島1さて、福浦島は、地図などで見るととても小さな島で、直径にしたら多分500mも無いほどだ。入場料(しっかり取られる)も200円くらいのものだし、推して知るべしってな感じで過小評価してしまい、ザッと見てさっさと帰ってくるつもりだったわけだが……ま〜地図で見るのと歩くのとでは大違い。歩けば意外と山坂道だし、ちょっとしたハイキングコースのような遊歩道をグルッと回ると、なんと、我々が取ったルートは、駐車場からの距離も入れると2.6kmもあったから驚いた。なんと、鳴子峡と同じ距離歩いてたのね…。

福浦島マップなんでそんなこと知ってんだ?って言われそうだが、まあ、その日はお天道さまも絶好調でめっちゃ暑かった事もあり、超ヘビーメタメタ級に疲れちゃったから、ネットに繋げられるようになったらグーグルマップで距離を測ろう!と心に秘めていたからだ。で、だいたいだけど、歩いたところをシコシコ線引っぱって、計ったってわけ。

福浦島ガイドというわけで、福浦島のマップとガイドを載せておこう。

にしても、ほんの1km程のつもりが2.8km……。あの真っ昼間の炎天下にぐるぐる歩き回って、オマケに浜辺まで降りてゴミ拾い(いや、缶とかビニール袋だけね)なんかしてりゃ、そりゃ疲れるわ! 浜辺には小さなカニさんとヤドカリさんがいた。かみさん的には、こういう場所を探していたみたい。ちなみに、本日のソフトクリームはこの福浦島の休憩所にて。ちなみに、下の写真にある浜辺へは、上のマップの「見晴台(5)」って所から降りられる。端まで歩くと、それなりに距離はある。(しっかり歩いちゃった)

というわけで、福浦島での写真でしばし筆休め。

福浦島1 福浦島2 福浦島3
福浦島4  福浦島6

福浦島から引き上げてきた時には既に午後1時を回ってた。福浦島の橋を渡ったのが午前11時40分頃。こんだけ炎天下にいたらさすがに脱水気味。休憩場のトイレで思いっきり顔洗って火照った顔を鎮めて、その後遠刈田に向けて出発。

そういえば車のエアコン!

この頃になるとかなり機嫌を損ねる確率が高くなっていて、20分ほども走ると冷風じゃなくなる。後で分かったことだが、どうも、何かの拍子に強制(2次)ファンが回らなくなるのが効かなくなる原因のようだ。昔壊れたときは、ガスが抜けて圧が掛からなくなると二次ファンが回らないと聞いたことがあるが、ガスが抜けると最初から効かないはずなので、そういうわけではないようだ。

しかも、東京に帰ってきたら好調に戻ってしまい再現性がなく、どうなったら回らなくなるか未だ不明のままである。

話が逸れたが、ほんの数kmの松島海岸ICから高速に乗り、三陸自動車道、仙台東部自動車道、仙台南部自動車道、東北自動車道と乗り継いで、3日ぶりにまたまた村田ICに帰ってきた。松島から村田ICまでの距離は、約53km。時間にして1時間弱って感じ。更に14km程走って、M宅へ到着。大体2時頃で、板倉一家ともだいたい同じくらいか?って思ったら彼らは更にその上を行き3時過ぎに到着した。


M邸というわけで、この日の残りは、このM邸の近辺でまったりと過ごす。近くを散策したり、家でのんびり話したり、自由に食事したり、自由にお風呂に浸かったり。ちなみに、この家のお湯自体が温泉が引っぱってある。他にも、少し歩けばこの界隈で共有している露天風呂があった。札を使用中にすれば、夫婦で入っても問題無いらしい。さすがに慣れてないと、暗い中では怖いので今日の所は家風呂にして、露天は朝入ることにした。

イタ・フラ連合明るいうちにイタ・フラ連合のクルマ達をパチリ。こうしてみると、意外やレアな車が揃っているってところが、やっぱ類は友を…って感じ?(笑) 手前のランチア・イプシロンがM君(の奥さん)ので、奥のシルバーのは良く見ないと分からない人も多いだろうが(笑)、ルノーのメガーヌ・ワゴン。


暗くなってきたところで、子供達と近くの橋に行き、明かりが灯った街灯近くに寄ってくるという、カブトムシやクワガタの捕獲につきあう。親父板倉は、しっかり昆虫箱やエサ、腐葉土など買いこんできてた。自分も母方の実家、岡山の山中で昆虫を取って遊んだことがあるのをほのかに思い出した。大きなカブトムシが沢山いたっけなあ…。ちょっと小学生の頃に戻った気分。ナゼか写真撮ってくんの忘れたので、残念ながらこれに関しては絵はなし。にしても、今となっては虫ってあまり触れないのが悲しい。


宮城の旅も残すところあと1日。この日この時点ではまだ何をするか、どこに行くかは決めて無かったけど、結果から言うと、やっぱり最後まで「とことん歩く」旅なのだった(笑)。

あ、いや、「とことん」とはちょっと違うか……(謎)。

2007年8月12日

よいこの夏休み絵日記 その3

というわけで、宮城旅行の絵(写真)日記の続きです。
このあたりからちょい飛ばし気味で…って無理かな…。


- - 7月31日 - -

3日目、朝食前にまた展望風呂へ行き(この日は適温だった)、朝食を食べたらこの宿はチェックアウト。今日の夜からは友人宅頼りなので、それまでに自分たちだけで行くところは行っとかないといけない。

予定としては、まず一番に一関(ここは岩手だね)まで足をのばし「猊鼻渓(げいび渓)に行って船下り」することと、すぐ近くにある幽玄洞という鍾乳洞に寄ること。その後は古川から東へ進み、道が気持ちよさそうな牡鹿半島を一周ドライブ。もし時間が余るようなら、ついでに松島も見ちゃえ…みたいな。後から考えるとかなり無謀な計画だったけど(笑)。やっぱ、距離だけで考えちゃ駄目だねー。

猊鼻渓1この日は天気もボチボチ取り戻しつつある感じで暑いかもなーっ、でもやっと晴れたなーとか思いながら、47号を古川に向けてひた走り、帰りは30分少々で古川ICに到着、北上して一関ICで降りたのは10時半頃だった。そこからは県道19号、今泉街道というほぼ一本道に近い道を走って猊鼻渓に着いたのは午前11時20分、距離は確か20km程だったと思うけど、意外と時間が掛かっているのは、景色を観ながらでのんびり走っているからだろう。

猊鼻渓2猊鼻渓は、想像以上に観光地っぽい場所で、お客さんも思ったよりも多くて…というか、臨時便が出てたくらいだから混んでいたと言って良いだろうか。でもタイミング良く、そうは待たずに11時半の船に乗れたのはちょっとした幸運だったといっていいかな。舟に乗ったら日差しがカーッと出てきて、帽子を車に置いてきたことをすぐに後悔したが、船頭さんが上手く日陰を進んでくれてちょっと助かった。なにしろ、乗りこんでから知ったんだけど、往復90分かかるらしいから。飲み物も持って来てないし、この炎天下じゃ持たんぞ…みたいな。

猊鼻渓3それにしても、過去を振り返っても、こういう舟下りは多分初めての体験だと思うので、ちょっと感動したというか、今回の旅で一番印象に残っているのがこの猊鼻渓の舟下りかも知れない。猊鼻渓4船頭さんの話も東北弁で気さくに面白おかしくやってくれたし、復路ではご自慢の喉で舟歌も披露してくれた。これで1500円ってのは、他のアミューズメントの値段と比較したら、随分とお得なような気がする。


舟の上では、皆地べたにぺたんと座る感じだったけど、まだうちらが乗った舟は空いていた方で足が伸ばせ、自由に動けたのが良かった。かみさんは50円で買った魚の餌をまいてたが、初めは小さな魚(確かウグイ)がついてきてたんだけど、舟が進むにつれ鯉などの大きい魚が出始め、帰路では鯉の大群に守られるかのように戻ってきたのが愉快だった。こんなに鯉が愛おしく感じたのは、先にも後にもこの時だけなんじゃないのかと(笑)。

猊鼻渓の舟下りを終え、舟を下りたらしっかり90分経ってた(笑)。旅に出てから、いつしか日々の恒例となったソフトクリームを食べ(本当、毎日食ってた)た後、車に戻ったら車内が50度を超えていたことにうんざりしつつも、負けるもんかとエアコン全開にしつつ(実は、エアコンがプチトラブっていたけど)、次場所の幽玄洞に向かった。


本当に近いので幽玄洞にはすぐ着いたが、結果から先に書くと、ここは「こんなもんか〜」って感じ。まあ、入場料の1000円が高く感じるというか。のんびり見ても20分掛からなかった。まあ、距離的にもきっと数百メーターって感じだろうからねえ。現地の説明を簡単に書き写すと、「幽玄洞の由来は、昭和55年8月、3億5千年前の地層を抱え突如発見された古生代石炭紀下部の石灰岩層中に形成されたクレパスに沿う珍しい洞窟で昭和56年4月にオープンした鍾乳洞である」…とのこと。まあ、見る人が見れば楽しめるのかも知れないけど…。ちなみに、昼食はここの入り口にあるそば屋で食したが、値段も安いし、なかなか美味かった。

というわけで、ここは書くこともこれっぽっちしかないので、写真はここに一覧とします。

 
 

サンファン・パウティスタパーク午後2時くらいに幽玄洞を出発、一関ICからまた古川に戻り(午後2時40分頃)、国道108号を石巻方面へ。このガソリンスタンドに午後3時52分頃給油、ついでに宮城県の地図ゲット(笑)。さらに少し走って、目にとまったので寄ってみたのが「サンファン・パウティスタパーク」(4時10分頃着)。帆船綺麗な駐車場がある、比較的新しめな建物のアミューズメントパークだが、運悪くこの日は休館日だった……。なんか帆船があるらしいけど、遠目にしか見えないしで良くワカランかった。まあでも、ここは寄らなくても良かったって感じかな?


そこから先は、単なるドライブというか、牡鹿半島の道を一周ぐるりと回って帰ってきただけという感じで……1人ならまだしも、かみさん連れのドライブってことを考えると、この選択は失敗だったかな。半島の先っちょにある御番所公園ってところまでは細いくねくね道だから、遅い軽などが前にいるとそれでアウトだし、今までの疲れも蓄積しているし、正直結構ばてた(笑)。

御番所公園で、御番所公園ってところに着いたのはもう夕方の5時を過ぎてたこともあって人気もなく、ボクらが発つ頃には駐車場も黄色いの車が一台(笑)。ちょっと寂れた感じがして切なくなった(笑)。公園からの景色はなかなかで、海の先には金華山も見えるんだけど、向こうに渡って宿でも取るとかならまだしも、このままとんぼ返りだから全然意味無かったなあ。案内板しかも、復路はガイドブックに「ワインディングドライブが楽しめる尾根を走る道」と書かれている牡鹿コバルトラインってのを通って帰ろうと思ってたんだけど、なんか崖崩れでもあったのか、通行止めになっていて、迂回先は2つ選べたが、どうせなら通って無い方へってことで女川の方に行ったら、ここ、原発があったんだよね。なるほど、コバルトラインのコバルトはこの原発から来てたのか……みたいな。

というわけで、牡鹿半島ぐるり一周の旅、距離的には約83kmほどと大したことはないが、家族連れで…というよりも、朝方に1人で朝練的ドライブってのが、ボクにとってはグッドプレイスとなるだろう。ちなみに、今回ボクらが通った道で、通行止めにはなってなくても、やはり2箇所ほど崩れていて片側通行(信号機有り)になっている場所があったことをプチ情報として付け加えておこう。


そんなこんなで、女川経由で石巻に戻ってきて、「仙台松島道路」という有料道路経由で多賀城市に入り、再度板倉家と合流したのは夜の8時前。夕飯に仙台の名物でもある「牛タン」を奢って貰う。子供達はきっと待ちくたびれたことだろうな。むやみにはしゃぎまくってたから(笑)。牛タンステーキ定食と、すこしタンシチューを頂き、腹も満たしたところで子供達はもう寝る時間……ってことで陸前高砂の板倉別宅へ。シャワー頂いたあとてっぺんぐらいまで色々とおしゃべりして、気持ち良く眠りにつく。早く寝とかないと、子供達が起きちゃうからね!

にしても、これがホントの一宿一飯の恩義だね(笑)。

てな訳で3日目もこれにてお疲れちゃん。明日は我々はまた早くに起きて、残された観光地、松島へ寄ってから最初に訪れた友人Mの元へと移動することになっている。も〜貧乏症なもので、こゆとこ来るといっぺんに見ようとするから、エラいことですわ(笑)。

普通だったらそろそろ帰るだろう!?って感じがしますが、貪欲な我らの観光地巡りはまだまだあと二日も続きます。

まあ、これからは少しはスローペースになるわけだけど(笑)。

2007年8月11日

よいこの夏休み絵日記 その2

というわけで、宮城旅行の絵(写真)日記の続きです。この日から、過酷な観光名所巡りが続きます(笑)。朝も強くなりました!(笑)


- - 7月30日 - -

さて2日目。

前日早く寝たため早々に午前7時頃には目覚めた。朝飯を食べる前に先ずはひとっ風呂と、6階の展望風呂へいそいそと行ってみるが、なぜかお湯が超絶熱くて湯船にはつかれなかった。しょうがないんで、かけ湯と、シャワーでさっさと済ます。朝風呂を楽しみにしていただけに、これにはガッカリ。この日も天気が悪く、展望風呂からの眺めは少しもやが掛かったような感じで、山は半分くらいから上がガスって見えなくなっているような状態だったが、なにしろそんな風景に囲まれていること自体がとても清々しかった。

朝食は2日ともホテルのを頼んだ。いわゆるどこにでもある朝定食と言えるものだが、値段の割に品数も多く、味付けもなかなか上品で好ましいものばかりだった。お好みで…って感じで、コーナーに納豆のパックが積んであったんだけど、この辺で作られた納豆みたいで、食べてみたら少し大粒で、嫌な臭みもないしとても美味しくいただいた。つい一昨年くらいまで、全く納豆に興味を示さなかった人間がこんなこと書くなんて、変われば変わるもんである。

潟沼さて、一服したら早速お出かけ。午前中はまず近くのカルデラ湖「潟沼」というところへ。鳴子温泉の駅から2キロも走れば到着するが、途中結構狭い山道なので、下りの車と出くわしたらどうすれ違ったらいいんだろうって考えながら走っていたら、距離がないだけにあっという間に着いて拍子抜けした(笑)。ちょうど午前10時くらいだったので、一軒だけあるレストハウスは営業の準備をしている最中だったので素通りして、とりあえず駐車場に車を止め、湖の辺(ほとり)をグルッと廻ってみることにした。

hotori傘の要らない程度の小雨の降る中、これまたとても気持ちの良い道で、超絶森林浴って感じでマイナスイオン浴びまくりな感じ。気温も多分16〜17度くらい?涼しさとしてもちょうどいい。湖畔の山道をグルッと一周出来るのだが、Half Point真ん中くらいに、小さいながらも休憩所もある。ここから撮った写真が→のこれ。赤い屋根の建物がレストハウスで、黄色いのがボクのクルマ。まあ、一台しか居ないから一目だけど。

resthouse一周し終わる頃に、源泉の採水所(?)みたいなところに出た。煙がもくもくと立ちこめ、少しだけ不気味な風景だったが、ここからも源泉を汲み取っているんだろうね。そして1.4kmほどある湖畔の一周を終え、老夫婦がやっている感じのレストハウスで一休み。温泉で入れたコーヒーってのを飲んでみたが結構美味しかった。説明の一部を掲載するが、「当店のコーヒーは温泉の湯を使用しています。血液をさらさらにし、動脈硬化、糖尿病に良いとされてる全国でも数少ない飲める温泉です」…とのこと。

なるほど、確かに滑らかだったが、確か、ここの潟沼の水は強酸性だったはず。この辺の温泉ではないってことなんだろうか……。



荒雄湖一息ついたあとは、一旦鳴子温泉の方に戻り、国道47号〜国道108号(羽後街道)で縦長な荒雄湖沿いに北上して吹き上げ高原、鬼首温泉方面へ。ここには間歇(かんけつ)泉といわれる10分おきに噴き出す温泉と吹上地獄谷などが観られる。普通、地獄谷というと、お猿さんも入ったりする長野県の地獄谷温泉が有名だけど、ここにもあるんだね。こっちに来てから知りました。殆ど一本道なので迷うこともなく到着、この辺は色んな観光ポイントがひとまとめになっているような所で、どこに行くにも近くて良いね。

間歇泉(入場料400円)に着いたが、ちょうどひと吹き終わったとこみたいで、とりあえず椅子代わりに置いてある切り株に腰掛けて暫く待っていたら、間歇泉ほぼ10分くらいで予兆もなくいきなり吹き出したのでちょっとビックリした(笑)。想像したよりも高く勢いよく吹き上げていた。源泉な訳だから多分温度は70度くらいはあるんだろう。地下20mの空洞でマグマに温められてるそうだからもっと熱いかな。直接掛かったら間違いなく火傷するでしょ。

吹上地獄谷の看板30分ほどここで過ごした後、ここの川の少し上流になるのかな?…の吹上地獄谷へ。ここは大小様々な源泉が沸き上がっている谷…っというかちょっとした渓谷で、距離的にはほんの少しだけど遊歩道が造られている。地獄谷時間にして片道10分。まあ、地元の人にはなんてことない観光ポイントだろうけど、普段なかなかこういうところへ出向かないボクらにしてみれば、ここでも十分な癒しポイントとなる。とくにかみさんなどは、こよなく自然を愛してるし、老後は田舎に住みたい願望なぞもあるから尚更だろう。



さて、午後からは、蔵王の友人Mとは別の友人…というか、このブログでもたまに登場する旧知のキーボーディスト、板倉君の家族と合流して鳴子峡を観ることになっている。彼のかみさんの実家が、古川ICから鳴子温泉に向かう道中の岩出山というところで、ちょうど帰省していたわけだ。

実は元々の話からして、板倉君の誘いがあってこの旅の計画が始まった。鳴子温泉も彼のお薦めで決めた場所というわけだ。それまでボクは鳴子温泉というのは名前すら知らなかったのだから、本当にいいところを紹介してくれたもんだ。実際、時間が許せばもう一泊して、宿以外の他の温泉も巡ってみたいところだったし。

さて、ボクらは午後1時くらいに鳴子峡に着きそうだったが、向こうは少し遅くなりそうとのことなので、鳴子峡の入り口を過ぎたところにある「多助庵」というそば屋で遅い昼食を取ることにした。「小天(900円)」という天ぷらが付いた冷たいおそばを食したのだが、これがなかなかの絶品で、とくに(生まれて初めて食べたんだけど)枝豆の天ぷらがなんとも言えず美味しかった。

鳴子峡の看板その後展望台駐車場で板倉家と合流したのは午後2時を回ろうとしていた。板倉家は5人家族だが、この日は上の女の子がおばあちゃんと買い物にいったそうで、鳴子峡巡りは下の子二人だけだった。結構危ない道もあるから、3人いたら1人は自分が面倒みなきゃな〜…とか思っていたので少しホッとした(笑)。


鳴子峡1鳴子峡の遊歩道は本当に気持ちの良い道で、下の入り口まで降りていくと約2.6km程あるんだけど、ゆっくり歩いていったのでいい運動になったしご機嫌だった。鳴子峡2いわゆる絶景…というのとはまた違うけど岩盤も綺麗だったし、緑は多いし空気も綺麗でとても和める空間だった。本来なら紅葉の季節に来るといいんだろうけど、深緑の今の時期もとても良かったと思う。


落っこちそうな岩そうそう珍しい岩がいくつかあったのだが、中でもこれは…いつしか落っこちてきそうな岩だったので、記念に撮っておいた。




約2時間ほど掛けてゆっくりと降りてきて、鳴子峡入り口に着いたのはいいけど、さて、どうやって戻るか?…という話になったのは歩き終わってからだった。

子供達よ。父ちゃん達二人、無計画でゴメンよ。

そんな気持ちで一杯だったが(笑)、とりあえず、かみさん&子供達は「日本こけし館」の方で待たせておいて、ボクらでタクシーを捕まえに行こうという事くらいしか浮かばなかったわけだが、オフシーズンで平日なこの時間に空車のタクシー(しかも下り)なんてそうそう走っているはずもなく、とりあえず国道47号を「岩下こけし資料館」の方へ降り、その先の大きな駐車場まで行ったが、やはりタクシー乗り場などはあるわけもなく、疲れていたこともあって少し途方に暮れかけた(笑)。

そこで思いついたのが、観光案内の看板に書いてあった観光協会への電話。実際はそこに掛けたあと鳴子温泉の観光協会の電話番号を聞き、更にそこへ電話し、タクシー会社の電話番号を聞いてやっとのことでタクシーを呼ぶことができ、事なきを得た。上の展望駐車場に戻ってからしばし歓談していたら、案の定、子供達が愚図りだしたのでとっとと帰還することに。

というわけで板倉家とはそこでバイバイ、ボクらも一旦ホテルへ戻り、少しウダウダした後で鳴子温泉駅近くの「なんでも屋」という居酒屋で夕食を取った。ホテル亀屋から駅前までは歩くと遠いから、車で行くわけだが、居酒屋から歩ける距離の所に無料の駐車場(外来温泉巡り用)を見つけておいたので、そこへ駐めさせて貰った。ただ、そこは夜8時までなので、時間を気にしながらの夕食になってしまったのが珠に傷って感じ。


そんなこんなで長い一日も終わり、ホテル亀屋で2泊目。翌日は友人Mの奥様、FM子さんから色々と勧められた中の1つ、「猊鼻(げいび)渓」で舟下りから。その話はまた明日。

2007年8月10日

よいこの夏休み絵日記 その1

…って、久々にふざけたタイトルですが、7月の29日より夏休みモードで仙台…というか宮城県方面へ旅行に行ってました。4泊5日もして来ちゃったわけですが、せっかくMacBookも持って行ってたんだけど、行く先々でなかなかネットに繋げられず、リアルタイム更新は出来ませんでしたので、今更って感じで後追いになりますが、覚えている間に日記として書き記しておきます。つーか、殆ど自分用のメモ書きですか(^_^;)


- - 7月29日 - -

朝4時過ぎに起きたらかみさんはもう起きて支度を始めていた。自分もさくさく支度をして、5時過ぎには家を出る。天気は微妙に雨模様。高速は用賀から乗って、池袋線〜川口線と乗り継いで東北道へ入り、ETC対策でちょっとしたおまじないをしつつ、友人の住む裏蔵王(宮城蔵王)を目指す。

ミルクファーム途中佐野SAで軽く朝食を取りつつ、9時半頃には白石IC到着。まだまだ微妙な雨模様の中国道457号をひた走り、第1チェックポイントの「ミルクファーム 蔵王ふれあい牧場」を通過、そのまま「県立自然公園蔵王高原」なるものを目指すが、道を誤って川原子ダムの方面に行ってしまう。実際には、天候の影響で霧が深くて深くて、マジ、視界10mだったのでダムまで行かずに引き返してきたわけだが…。

笑い山羊そんなこんなで10時半頃には、チェックポイントの「ミルクファーム 蔵王ふれあい牧場」を見て回る。実際にふれあえる動物たちはそんなにいなかったけど、営業部長(?)のレトリーバーがとても愛想良く出迎えてくれたことに癒される。

営業部長午前11時頃にミルクファームをあとにし、7〜8km先の遠刈田温泉近くに居を構える友人M宅へ向かう。この友人Mは本当に古い友人で、今はこの素晴らしいロケーションに居を構えて音楽の仕事をしている。ちなみに、8/1にはここで一泊させて貰うことになっているが、この日は顔見せというか、初めてお目にかかるMの奥様(FM子さん)に、ランチア・イプシロンでかみさんの観光コーディネーター兼ナビゲーターをして貰うことになっている。

というのは、7月29日のこの日、都合良くスポーツランド菅生でスーパーGTの第5戦が行われる。以前から一度は何かレースを菅生で観たいと思っていたので、そう、渡りに船というわけだ。わざわざこの日を選んで朝早くに起き、仙台の方まで来たのは、こういうワケがあったのだ。ちなみに、かみさんは元々モータースポーツファンでもあったが、最近はエコロジー方向へ傾きつつあり燃料を(言ってみれば)無駄に使うモータースポーツに違和感を覚え始めている。何よりそれより自然が好きって事で、初日は二手に分かれて行動することになっているのだ。

で、お昼は友人達とピザ屋に行き食事を共にしたあと、かみさんのことをお願いしてスポーツランド菅生へと車を走らせたのは、もう既に決勝スタートの1時間前、午後1時頃の話だった(笑)。のんびりピザ食ってる場合じゃなかったわなあ。

でも、このピザ屋からスポーツランド菅生までは、距離的にはそれほど無いのよね。県道12〜25号で村田ICを過ぎて暫く進むと……多分距離的には20kmもないくらいだと思う。


サーキットについたはいいが、どうもメイン駐車場は既に満杯らしい。さすがスーパーGT。まあ、スタート30分前とかに会場入りしているようじゃあしょうがないか。誘導されるがままに進むと超狭い農道から西キャンプ場の駐車場と言うところへ回され、そこから送迎バスでサーキット入りする感じでなんとかゲートまで辿り着いたのは、既にスタート進行が始まっている頃!?

sugo1ここまできて少しのタイミングでレースのスタート・シーンを観られないのはなんとも癪なので、少し焦りーの走りーのでなんとか最終コーナー席に辿り着き、ホッと安堵の一息。

sugo2でも結局、雨模様からかペースカー先導のスタートだったからなんとも迫力のないスタートだった。いつの間にか始まっているって感じでね。しかも、先導している時は雨も殆ど上がっていて、すぐ本スタートするかと思ってたんだけど、なんと、ペースカーは6周くらい居座ってた。ドライバーはかなりじれたことだろうなあ。しかも、ペースカーのランプが消えるちょっと前にまた大粒の雨が落ちてきたから、少しちぐはぐというか、混乱を招きそうな気配の中でのグリーンフラッグだったのが、なんとも……な感じだった。

この菅生のスーパーGTのレースについては、いずれ趣味ページの方で詳しくやりますのでここでは割愛。

結果がだいたい見えたところで、帰りの渋滞を考慮して早めにサーキットをあとにするが、それでも少しは時間が掛かった。予定では4時半頃にはかみさんと合流する予定だったが、実際はMの奥さんの案内の方も時間が掛かっていて、連絡を取りつつ、村田ICで落ち合ったのは午後5時を少し回っていた頃だった。

abukuma話を聞くと、結構色んなところへ連れて行って貰ったらしい。距離的には結構走ったと言ってた。蓮池彼女が撮ってきた写真には、阿武隈川とか、蓮池(結構大きい)とか、棚田とか、アマガエルとか、カブトムシとか、巨大な(丸森の)銀杏の木とか、超細い山道とか、まことにもってそれらしい写真が並んでいた。



さて、翌日の7/30は午前中から鳴子温泉近辺をあれこれ見ることにしていて、宿は近い方がいいねって事でこの日のうちに移動することになっている。というわけで、一旦FM子さんとはお別れ。また1日にね〜といいつつ、ボクらは村田ICから更に北上、古川ICで降りたのは午後6時近くだった。そこから宿までは約40分ほど。地元の人には信じられないって言われるかも知れないけど、ボクら的にはなかなか気持ちのいい道だった。

宿には午後7時頃入ると言ってあったから、ちょうどいい頃合いに到着。多分ここ鳴子温泉では3番目くらいの大きなホテルだと思うけど、それなりにいい感じで温泉宿ちっくでなかなか気に入った。中でも、従業員の丁寧な対応の徹底ぶりが際だっていた。

実は今回、楽天トラベルを使って格安のプランを予約していたから、宿泊代は温泉宿にしてはかなり安い。正直、ちょっと不安になるくらいだったが、正価だと1万ちょっとするみたい(それでも安いか)だから、それを信じて予約したわけだけども。で、この対応。当たり前のことかも知れないけど、ホテルの人は分け隔て無いサービスを提供しようとする。なんとも申し訳ないくらいの気がするが、それがとても印象の良いこととなり、ここでこうやって宣伝めいたことも書いちゃうわけでちょっとした口コミになるわけだからねえ。

というわけで、この好印象のホテルは鳴子温泉郷にある「ホテル亀屋」さんでした。

ホテル亀屋の展望風呂ホテルで丁寧に案内された部屋は比較的広い和室だったが、設備的には少し古い感じのする部屋で、それがまた温泉宿風を醸し出していて、ボクら的には好印象だった。まあ、わざわざ近代的風なホテルは外して探したしね。和室だったけど部屋の中にもユニットバスはついてた。こういう考慮はちゃんとあるという感じ。

で、肝心の風呂は1階に源泉を使った露天風呂と6階に展望風呂、という感じで2つあった。温泉好きのボクはもちろん、2箇所とも入ったけど。夜で暗かったから展望風呂はなんの意味もなかったけど、故に人気がなかったとも言えるのか、殆ど貸しきりのような状態でのんびりゆっくり入れて大満足だった。足つぼ刺激機やマッサージ器もあったしね。ここの泉質は重曹泉と塩化物泉の混合らしく、硫黄臭というよりはちょっと油っぽい臭いやサビ鉄っぽい臭いがする。いい匂いかどうかといわれると……まあ、好みだろうか。ちなみに色は薄い茶褐色。

部屋に戻ったら既にかみさんは事切れてた…(笑)。ボクもさすがに疲れていたので、てっぺん前には眠りについた…(と思う)。



と、ここまで書いてふと気がつけば、一日が長いからか、とんでもない文字数使ってしまってるので今日はこの辺でさようなら(笑)。