いや〜ここ書くの久しぶりってなもんで随分と間があきましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか。ボクはなんとか一山を超え、ホッとしているところです。
なんかそう書くと、メチャクチャ忙しかったように聞こえるかもだけど、その実はまあボチボチってな感じ。色んなアーティストと一緒に仕事したからか、ちょっとボリューム感があったってのが実情です。
その中で印象的な出会いというか、ちょこっと関わった曲に、タイトルにも書いた「花の名」という曲があります。BUMP OF CHICKENというバンドの13枚目のシングルですが、オリコンをみても初登場1位で売れ行きも上々の曲です。
印象的なのは、この仕事をするにあたり、なにか少し引力みたいなものを感じたってこと。別セッションで呼ばれていった仕事先でご一緒したのがBUMP〜のプロデューサーさんで、知り合ったのが8月の中旬ごろ。こん時の印象が良かったのか、タイミング的にちょうど良かったのか、一日だけシンセダビングで呼ばれていった時の曲が今回のBUMPの新曲「花の名」と同時発売の「メーデー」でした。
どんな曲か知っときたくて、事前に録り終えたベーシックをメールで送って貰って聴いた時には、既にびびびって来るモノがあったんだけど、出来上がったCDを、うちの慣れ親しんだオーディオセットで、そこそこの音量で聴いた時にゃ「結構グッと来たぜよ!((c) 四万十太郎)」って感じで(笑)。
詩がどんどん染みいるように入ってくると言うかしみじみ聴いちゃうというか。アコギの響きが結構たまらん感じで全体的な音も素晴らしいです。
皆様恐らくご存じでしょうが、この曲は映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」のテーマソングにも選ばれていて、この完成版を頂くまでにTVなどのCMなどでもちょこちょこ掛かっていたから、そういう先入観もあるけど、昭和30年代生まれとしてはちょっとモノクロームな映像も頭にありつつって感じで聴くと、ホントしみじみといいなあと。
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