2012年4月12日

BOCのライブを観てきた(プチネタバレあるよ)

さ~て、気がつけばまたまた8ヶ月経ってからのブログ更新です。ブログというより、むしろ、「更新」という言葉がまさにドンピシャの感じです。ちなみに、去年は結局3回しか書いてません。もはや「ブログ更新やめます!」って、宣言しちゃった方がいいような…。

その分、Twitterではぶつぶつ呟いてますが。いや、そこそこ大事なことも呟いてます…ので、もうTwitterの方をブログと思って頂いた方がいいかもです(^_^;) ( twilogだね )

というわけで、%タイトル%のとおり、「BUMP OF CHICKEN GOLD GLIDER TOUR」at 幕張メッセ、2日間とも観させて頂きました。BrgのA田さん、LngFelのT橋さん、いつもいつもありがとう。m(_ _)m

幾つかの曲は直接的な感想を書いているので、これから観る人は続き(この先)は読まない方が宜しいかと。読む場合は自己責任でどうぞ。ある意味、既に観た人を念頭に、共感するべく書いているところがありますのでね。注意です!! 宜しくね。

ちなみに、ライブハウスツアーも東京は最終日前の1日を除いて全部観てます。だから、内容は大体は把握してるはず(…かも)です。ただ、セットリスト書いた紙が4/7の分だけ見つからない……。

さて、ライブハウスツアーの時は、グッドラックのストリングス・バージョンをバックにメンバーが出てきて、おもむろに“三つ星カルテット”でスタートってな感じだったと思うけど、このツアーからはオープニング映像があります。これはナタリーなどでも公開されてるので、まあ、隠さずとも良いでしょう(笑)。そもそもプチネタバレあるよって公言してますから、内容知りたくない人はすぐに飛んでってね!

ボクもレコーディングの3日前くらいに(シンセの音出し屋として)急遽呼ばれまして、突貫(怒濤の15時間…って確か呟いたよな…)&(藤くんの)その場のパッションでズワーーーっと創っていった感じですが、全体の雰囲気に関しては多少なりとも絵(映像)があったので、PADの音色などはイメージしやすかったですね。実際にライブで出来上がりを観たらもっともっと想像以上に壮観でしたけど。音を作っている間も別室で山崎さんはアップデートの鬼と化してたとのこと。ホント、お疲れ様です。しかも内容が変わっていったからその分の負担も…(^_^;)

最初は2日目だけ行こうかと思ってたけど、そのオープニング映像を早く観てみたいということもあり、両日行くことにした次第です。というか、ボクもレコーディングにおいては制作者サイドだけど、ライブとなると別で、可能な限りは全部観たいってのがホンネです。連日だと、必ずセットリスト変わるからねえ~、バンプは。

いつものようにラヴェルのボレロが「ンピャラローーーーースダダダダダン!!」とど派手に終わり、2万人の観客は一斉に歓声を上げ……とか書きだすと、どっかの雑誌のレビューみたいなので細かい流れは割愛します。というわけで、オープニングはまずシンセパッドとMoogのベースから始まり、その後映像へと渡されるのですが、初日はほんと、思ったより低音が吸われなかったからか、身体ごと震えるほど「ずーん」と来ました…ので、ど迫力のサブソニック効果だったねえ。ちょっと圧迫感が半端なかった。2日目はちょっと考慮して抑えられて、ギターとかSEとかが良く見える(聞こえる)ように見直されてました。GJでした。

ところで、ボクらみたいな関係者には、通例として、パスと同時にセットリストの紙が事前に配られます。注意書きで、セットリストの公開日が書いてあるんだけど、今回のはツアーも長いので、一概に「外出し厳禁」と書いてありました。……ので、細かい曲順どおりに、全部の曲の感想は書きません。印象深いモノをいくつか思いつくままに。

バンプのライブでいつも感心するのが、早いテンポでノリノリに上げるセクションとじっくり聴かせるセクションが程よくバランスさせてある点。そして、かならず数回は「どかーん」と高揚感と共に弾ける場面(シーン)があること。個人差があると思いますが、絶対に来るのはメーデー”、天体観測”、結構な確率でアンコールでやるガラスのブルース”あたりは異論はないところでしょう(笑)。

加えて、個人的には宇宙飛行士への手紙”のリズムが入るところ、R.I.P”.のリズムが入るところとサビ前のブレークから「そこに君がいなかったこと~」などは「キターーーーヽ(´▽`)ノ」って感じになるね。

新しい曲では、ゼロ”のイントロ。これは元々はただのオーケストラのチェロがズーーンと伸びてるだけのサンプルだけど、知る人ぞ知る音響系のプラグインで処理したもの。超速いパルスでギタギタに切り刻み、ランダムなパンポット処理を自動的に加えてくれるという変わり種のプラグインだけど、なんとこれは、無料で誰でも手に入るフリーウェア(笑)。ボクは殆ど10年くらい前からスケッチショウのミックスなどで愛用してます。

って、話が逸れました。んな細かい話はおいときますが、この音があのデカいホールでデカい音でゾゾゾゾゾって来ると、こっちも「ゾクゾクゾク」ってなるんですわ(^_^;) 個人的にもゼロという曲は、花の名”に続いて、プリプロの音を聴いた段階で「こ、、これはっっ!!(名曲の予感っっ!!)」と極まった曲でして。姿形を変えた天国の階段”みたいだなあと勝手に思ってみたり。

別に曲が似てるわけじゃないけども。勝手なイメージです。サビにチューブラ・ベルが入ってくるところなんざ、なにか神聖な感じだし、2コーラス目にリズムが入ってくるところなんか「ボンゾか?ボンゾなのか?」って思っちゃうのよね~(^_^;) あと、この曲のダビングで呼ばれた時期が時期だけに思い入れが・・・。(昔からボクのTweet読んでる貴方!にはピンと来るだろうけど。)

さて、今回のライブは、ビジュアルがかなり凝ってるというか、曲によってかなり趣向が凝らしてあって、そのセンスたるや、これまたすんばらしいと思うわけですけど、なんかもう~綺麗なんですよね。綺麗で見とれちゃう場面が何回かあります。とくに気持ちが良いのはSmile”のエンディング。コレは、まだ観てない人は楽しみにしておくと良いです。「きっと叶うよ~」です。(なんとはなしに(笑))

CDでいうと、5分あたりからいわゆるバンプ状態(音楽用語のVampね。Bumpじゃなくてね)になるんですが、ライブでの彼らはなんとなく輪になって演奏します。バックに超絶綺麗な映像(何かは言わない)を従えて。もう、神々しいんですよね、この感じが。

この感じ。この感じがまさに、BUMP Of CHICKENの真骨頂じゃないのかなと、ワタクシは思うわけです。経験上、昔から沢山のバンドに接してますけどもね。案外、なかなかないもんですよ、この感じって。他には、ええ。

いや、良いバンド、他にも沢山いるとは思いますけども。なかなかねえ……(笑)。ぶっちぎってると思います(個人的に)。

 

あ! 最後に、藤くん、誕生日おめでとう! 33歳ですってね? いいですなあ〜。あ、コレ書いてるのはまだ4/12のうちだから、いいよね(笑)。

ホントは、メールで伝えたいところだけど、実は、メンバーの誰ともメルアド交換していないし…(^_^;) A田さん、伝えといて。

PS:気になるのはアンコールの曲目。1日目と2日目、違うよね。なにか繋がってるのかなあ…。

Have Fun?

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