2012年9月 8日

BUMPな日々、GGT回顧録:その3代々木4Days編 Part2

おばんです。前回からの続きですが、またまた日があいてしまいました。

もう忘れちゃうね〜こりゃ。いろいろと細かいことは。でも、覚えてることいちいち書いてたら、またまた凄い長くなっちゃうことは目に見えてるので、ちょうどいいのかもですな。

そういえば、前回書くのを忘れてたけど、4日間通ってあとから思い返して思いだしたのは、初日はちょっとお客さんもおとなしめで、静かめに進行していってたな〜ってこと。

てか、だいたい連チャンでライブがあるときは、まずそういう傾向にあることだけど、なにしろ初日はどこも、おとなしめなもんだよね。ピークがどこかわかんないからかな。さすがに終盤は盛り上がるんだけど、ペース配分がワカランというか。

逆にいえば、静かにライブを楽しむというか、じっくり音を聴くには、初日も悪くないんですよね。つっても、ライブ自体は最終日が一番いいことが多いから悩ましいところだけど…。

とはいえ、お客さんのノリが良いと、演じてる方もやっぱ変わってくることが多いので、マナー云々のことはあるだろうけど、個人的にはやっぱり上げていった方がいいかな〜とも思いますな。

さて、恥ずかし島の演奏の時、島が近いこともあって、ボクはビジョンを見ようか生を見ようで迷って、結構キョロキョロしながら観てました。ロイヤルボックス近くにいらした方、そんなことなかったでしょうか。ボクはこのコーナーでずいぶんと肩が凝った気がしたっけなあ〜。

ちなみにこの日の恥ずかし島の2曲は、“sailing day”と“embrace”でしたが、いずれも個人的にはあまり馴染みのない曲であります(^_^;)  だから印象に残っているのは、チャマくんのMCっぷりがすっかり定着して、まるでコーナー司会者のように安定してこなしていってたとこかなあ(^_^;)

マイクを通して喋らない(体の)秀ちゃんの代わりに、藤くんが代弁するとか、クイズコーナーの質問と答えがかなりお約束化してきたとか、なんか、長くツアーを廻ってくる間にファンの方と共に作り上げて来た部分も多いんだなあという、なんかそんな感想を抱きましたね。

代々木公演初日のこの日、今でも印象に残っていることと言えば、“天体観測”の時のテンポが、オリジナルより速めに始まり、戻すために途中で落ちたりとか流動的になって、その結果、曲自体が能動的(アクティブ)になったなあ~という。

これは、メンバーにしてみれば、ちょっとしたミスという意識なのかもしれないけれど(実際翌日以降はその反省(?)からか、テンポはすっかり安定してしまった)、ボクにしてみれば、「これぞライブ!」と諸手をあげたい感じなんですな。

個人的には、ライブでは、CDのテンポより若干上がり気味が好きな方です。スローな曲はよりスローにとか。それか、今回みたいに途中で動くのも好きだし。

BUMPに限らず、CDにおける楽曲の世界観を、しっかり再現しようとするタイプのライブでは、イヤモニからクリックを流して、CDの音源中いくつかのトラックを同期させて使う…という手法を取るのは最近のライブでは定番になってます。

CDの音はボク自身も参加している音なワケで、自分もライブに参加している気にもなるし楽曲自体の完成度は上がるワケだからそれ自体は喜ばしいことではあるけど、いかんせん、ライブの醍醐味と言える「テンポの変動」という可能性がなくなるので、ど~しても淡々とした演奏になりがちってのが、ボクとしては残念なポイント。

この辺は結構ジレンマというか、トレードオフというか。

ま、“天体観測”は同期がないから、こういうテンポ・フリーな感じがボクは好きですね。だから、この日観た方は、逆にいいもん観たくらいに思ってくれるといい気がするな~ボク的には。BOCはロックバンドとしては、ブレが少ない方かと思えるんで。

あと、この日のトピックスといえば、アンコールが3曲に増え、ボクの好きな“魔法の料理”が久々に登場、そして“ガラスのブルース”、“K”と、ニャンコシリーズ(別にシリーズではないか)を2曲ともやったことかな~。個人的には嬉しいアンコールとなりました。

終演後、Hiromiちゃんはご両親がいたからか、そのまま客席にて失礼して、ボクはロイヤルボックス席から直通で降りられる階段でゲスト待合室へ。この時、ボクはちょっと勘違いをしてて、長い時間をぼーっと過ごすことになってしまったんですな。

話は遡ること入場時。ロングフェローの関係者受付でチケットを受け取ったときに、バックステージパスが付随していなかったので、「えっとあの、パスは無くても平気なんですか?」と訪ねたら、「大丈夫です!」とい即答が帰ってきたので、「今回はいいのかな〜」と思いつつそのまま席へ向かおうとしたのですが、通りすがりにA田さんに会えたので、、、
「えっと、パス無しで、このチケットだけで楽屋って行けるもの?」…と、訪ねたら、確認するとのこと。

ま〜その時はスルーして席に着いたワケですが、あとからA田さんがわざわざ席までパスを届けに来てくれて、あ〜やっぱりパスいるんじゃん〜!って布石があったワケですよ。

実はこのパスがゲストパスではなくてスタッフパスで、要は「いつでもどこでも行けますよ」的なパスだったんですね~。

対して、ゲストパスの方は、ゲスト待機室で待ってて、順番に呼び出されて、楽屋に案内されてご面会っていうシステムで、こっちはディスク・ガレージのスタッフが仕切っているわけです。

120703_pass.jpg

こんがらがってきましたからここで整理しますと、要は、待てど暮らせど、誰も呼びに来ない、だってあなたのはスタッフパスだから-!ってやつです。結局、最後に1人待合室でボーッとしているボクに気がついたDGの人が、そのことを指摘してくれて、初めて自分のパスがスタッフパスだったと気がついたわけです。膝上に貼る前にちゃんと種別見とくんだったよ…orz

結局、1時間ほど待機室で一人寂しく無駄に過ごしましたとさ。どうりで知ってる人が誰もいなかったわけだ!だってそこは、楽屋とかプロダクションルームとは反対側だったから。。。あ、見たことある俳優さんなら居たけど(^_^;)

てな訳で、ちょっとプンプンしながらまずはスタッフルームへ。ここでやっと、エンジニアの牧野さんにも会えました。この日は牧野さん、録音車で仕事してたみたいです。のちにちらっと、スカパーのスペシャかなにかで流れましたよね、この日の模様って(多分)。それ用の音録りだったのかも。

牧野さんとのお喋りで和んでしまい、もう帰るかって話になったので、ここでようやくちょこっとだけメンバー楽屋に。

一通りみんなと握手して、「今日も来たよ」「明日も来ます」「明日も来るけど、カミサンとくるから挨拶には来ないよ」「今のところ最後の仙台も行くつもり」、、、とだけ伝えて、帰路につきました。

途中ヒロくんに「仙台、電車来ます?」って聞かれたんで、「いや、もちろんクルマで…」って答えたら、軽く引かれたような(^_^;)

いや実は、ただBUMPのライブ観に行くだけでもないので……ま、この話はまた今度。

次号、だんだん端折りバージョンになっていくと思われますが……お楽しみに。

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