７／14 天候 曇り時々腫れ：観覧場所:アリーナ（こっちが恥ずかしいブロック）

午前 5：40

何時に寝入ったかは覚えて無いけど、結構酷い起床だった覚えがある。かのイタリアの韋駄天「ランチア・デルタ」といえども、かみさんが同行する場合 は「鈍行仕様」と化すゆえ結構な早起き加減だ。いつもならば就寝時間とも言える時間。ちゃんと寝られたかどうかも朧気なくらいのドロドロ起床。

支度はおおまかには済ませてあったけど、なんだ〜かんだ〜で、出るまで１時間以上かかったかな(^_^;)

午前 7：10

ようやく出発。既に眠い。そりゃそうだ、いつもは寝入って数時間ってところなんだから。時差ボケみたいなもんだな。気合いを入れて、いざ出発。黄モ象号も、今のところ機嫌はいいようだ。数年前に仙台に旅行に行ったときは、エアコンが壊れて復路が蒸し風呂状態で酷い目に遭ったから、そういう事が無いように祈る。

午前 9：24

都内を抜けるのに結構苦労しつつ、２時間以上かかってようやく東北自動車道「蓮田SA」に到着、ここでやっとこモーニング・ブレイクファスト！ Twilogによると、この時点ですでに結構暑かったらしい(^_^;)

午後 12：44

その後は順調に福島に入り「安達太良PA」にて２回目のブレイク。止まる毎に１時間くらい休憩しちゃってるから、意外とここまで時間が掛かってるなあ。

ここでメンバーへの手土産を購入。写真撮るの忘れたから、今となっては何を買ったか覚えてないし…。

twilogによると、静岡の時と同じく「微妙なスイーツ」ということらしい。多分、土地土地のお菓子をいくつかって感じだったと思うけど。。

あ、ここではトマトを使った洋菓子も発見。話のネタにこれもお土産にしようかと一瞬頭を過ぎったが、とりあえずひとつ買って味見をしてみることにする。普通に美味かったけど、さして話題にもなりそうもなく……却下した(^_^;)

午後 2:40頃

富谷JCT経由で仙台北部道路に入り、利府しらかし台ICで降りて、下道を数キロ走って無事到着。なんだかんだで早めに着いちゃったし。でも、既にお客さんは沢山。

Ａ田さんはまだ到着してないっぽいので、Ｔ橋君に電話して案内してもらった。かみさんは、近所の自然を見に散歩に行きたいというので、５時半に待ち合わせることにして放牧する(^_^;)

建物沿いの左サイドをぐるっと歩くと、その奥、突き当たりにスタッフ口がある。通常はここから入るようだ。

楽屋口は別になってる。なぜなら、この入り口は外から見えちゃうから、メンバーの出入りには向かない。実際に、上の方はお客さんが溜まって入場を待っていて、少し気恥ずかしい感じがする。

この場所は、去年の震災後、一時的に遺体の安置場所に使われたと聞いている。ひょっとしたらまだ、、、…とか思うと、土足で踏み入れるのには、気持ち的に少しばかりはばかられるものがある。

てな訳で、心の中で「すみません、お邪魔いたします〜」と念じてから入場させてもらった。

午後 3:00 過ぎ

この時間、ちょうど音出しリハーサルをやってる最中で、外からでもなにの曲をやっているか分かるくらいの音量でチェックをしている。

考えてみたら、この日以外はすべて開演にあわせて会場入りしていたので、リハーサル風景は見たことがない。

ちょっと興味深かったのでリハを観てようかとも思ったが、やはり、いきなり「本番の音」をバーンと浴びた方が満足度は高いよな〜と思い直し、待機スペース（メシも食える）で、遠巻きにBUMPの音を聞きつつ、うたた寝をしつつで時間を潰すことにする。

遠くに聴きながら数曲分の時間を過ごしていると、このときはまだ発表されていなかった次のシングル曲“firefly” のリハがおもむろに始まった。

おや？ひょっとして、ここが今回のツアー最後のステージだから、スペシャルということでお披露目するのかな？ ……と思い、Ｔ橋君に尋ねてみた。

「いや〜、やるかもしれないけど……やらないんじゃないですかね？」という曖昧な答えが返ってきた。

実際にこの時は決まってなかったっぽいけど、のちのち、時期尚早ってことになったらしいね、どうも。（ポンツカより）

リハが終わったので、一息ついた頃にちょっくら手みやげを渡しに楽屋へご挨拶に。コンコンって入っていったら、「おー！本当に来たんですか〜！」……みたいなことはなく、「あ(・_・)、来ましたね〜」くらいの感じで、ちょっと拍子抜け。

一言二言交わして、「ちょっと微妙なスイーツ」をおいて部屋を出ようとしたら、部屋にいなかった藤くんが帰って来て、すれ違い様に「お〜。木本さん、スタッフみたいですね」と言われて一瞬？？？となる。

ちゃんとした意図は未だに良く分かんないけど、ニュアンス的には、「印象としていろんな場所で見かけるから」ということなのかなあ。。。と、勝手に解釈している。

午後 4:45 頃

屋内でじっとしているのが（冷房で）寒くなってきたので、外を散歩することに。なんかこの辺、自然公園的な感じだし、かみさんがそろそろ散策に飽きて帰還してうろうろしているかも知れないし。

……と思って外にでたら、楽屋口の外辺りに、見覚えのある帽子をかぶったお方が地べたに座って日向ぼっこをしてる。なんと、エンジニアの牧野さんだっ た。お〜牧野さんもきたのか〜と思い、ご挨拶に。そこには既に到着していたＡさんもいたので、しばし歓談。とりとめもないことしか話してないので、内容は全く記憶に無し(^_^;)

午後 5:30

かみさんと合流後、今回は友人の奥様をご招待したので、関係者受付にお迎えに。肝心の友人は、仕事の締め切りまで時間の余裕がないということで辞退された。あ〜もったいなし(^_^;)

奥様の方は、アリーナ・クラスのロック・コンサートを見るのは初めて（…って言ってたよな？）らしく、結構興奮して観にいらしたようだ。そのアリーナ初のアーティストが BUMP OF CHICKEN というのも、なにかの縁かもしれないし、存分に楽しんで、少しでも元気になって貰えたらいいなと思う。

午後 5:56

今回はみんなアリーナ席…と思っていたら、気を利かせて頂いて、二人分はスタンド席があるとのこと。というわけで、ボクは１人でアリーナ席へ移動。

この時間、前の方は既に入れる場所は無いように見えた。とりあえず中央通路よりも前のブロックの中に潜り込んでみたが、あまりの人口密度におののき、諦めて一旦退散する(^_^;)

気がつけば、既に、開演時間まで５分を切っている。ヤバい、どこで観るべ〜と案じていたところに、携帯がプルプル。Aさんからだった。

どうやら手違いで、特別なお客様のチケットが足らないとのこと。で、申し訳ないけど皆さんアリーナで観て頂くわけには……という話をとても恐縮した感じでお願いされた。

とんでもない、こっちは元より「どこでもいいから立ちでもいいから」ってことでお招き頂いているって話ですよ。二つ返事で快諾し、時間がないから、大急ぎでスタンド席へチケットとパスを交換しにいく。

無事に交換し、もうボレロも佳境だし、大急ぎでアリーナへ戻る。ホントにもうすぐにでも始まりそうだったので、もういいや！って感じで、適当に真ん中よりも後ろ手前のブロックへ潜り込む。

入ると、そこは外から見るよりも思いのほかスペースがあって快適な場所に思えた。唯一、気になったのは、そこは完全に「恥ずかし島」が隣接するブロックであること……。

長くなったので次号に続きます。って、いつになったら終んのよコレ？って感じですみませぬ(^_^;)

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PS：この記事は、10月半ばに粗書きをして、年末に校正してアップしたものです。基本書いた日を公開日にしておりますので、タイムラグがあります。公開が２ヶ月後になってしまったことを、この場でお詫びします。m(_ _)m