2013年8月24日

BUMP OF CHICKEN"虹を待つ人"フルコーラス版リリース

既に、先行で1日だけラジオで流れたり、着メロ版が公開されて少しずつ耳にすることも増えてきたBUMPの新曲「虹を待つ人」ですが、無事に8/21、レコチョクとiTunes Storeでフル・コーラス版がリリースされました。

いつものように、僕目線の制作裏話&レビューをお届けします。

今回の曲は、僕もちょっと面食らった部分もありますが、どちらかというと、今までのようにバックに少しだけSynth Padの音が見え隠れするとか、そういうなまぬるい存在ではなく、流行のEDMな要素も含んだ様々なシンセサイザーの音色をがっつり使用し、まさに「シンセてんこもり」的な希有な楽曲に変貌していきました。

しかも、全く予期せぬ事に、かなり間をあけての、延べ2日間に及んだシンセ・ダビングの結果でございます。

まぁ思うに、時間がかかったのは、シュワーとかギュイーンとかピピーピピーとか、どちらかと言えば流行りのSFX的な扱いの音色の作成というか、吟味が主ですけども⋯。時間を掛けたと言うより、掛かってしまった⋯という方が正しいですね。わたくしの不徳の致すところです(笑)。

しかし、単なるアリもののSEを持って来ることは避け、ベースとなる音色からエディットして作りました。音の長さやらリズムやらSweepするピッチのあがり具合(スタートポイント、エンドポイント、そしてそのカーブまで!)とか。

個人的には、最初に録った音でボツになった音色があり、その差し替えを、今時のEDM系でよく使われているシンセ(僕は今まであまり使おうとしなかったから習得する必要がありました⋯)に置き換えてみたり、以前だったら手を出さなかったであろう“新たなソフトシンセ”を導入(購入)したり⋯⋯。

求められることが増え、より一層の向上を余儀なくされた、記念すべき曲ともなりました。この経験は、今後の作業にも、大いに生かされる(生かされた)ことでしょう(^_^;)

ロックフェスのRIJFのライブで生初公開となったこの曲でしたが、8/9 にはQVCマリンフィールドでベストアルバム発売記念のライブが行われまして、この時に撮影された映像も使われたMVも既に公開されています。

BUMP OF CHICKEN「虹を待つ人」

公開後僅か3日目にして、既に再生回数も43万を超え、ファンの方の感想も様々なようですが、個人的にとても好きな感じですし、素晴らしいと思いました。散りばめられた洋楽テイストも、さほどありがちという事も無く好みです。QVCのライブでも話題となった、ザイロバンドが効果的に使われています。

周りの評判も上々だそうでなによりです。

そして本日、この曲が主題歌になっている映画「ガッチャマン」もいよいよ公開になりますね。「虹を待つ人」もサラウンドミックスされているようなので、一度は劇場に足を運んで聴かなければ!

今までBUMP OF CHICKENを聞かれたことが無い方も、是非一度試聴されてみて下さいね〜。

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