2014年9月23日

Coccoの舞台「ジルゼの事情」を見た

 

Cocco_Jilse.jpgさて、なでしこのサッカーも見終わったので、昨日観覧してきたCoccoが主演の舞台「ジルゼの事情」の感想。

映画がレコードだとすると、舞台の芝居はライブなのだなっていう、至極当たり前の感想。更に個人的な感想を言えば、Coccoの演技は所謂ナチュラル。天性のものか、声のダイナミクスが自然で素晴らしかった。

普段舞台慣れしている他の役者さん達は、隅々まで声が届くように常に声を張る。それが会場の残響を増やすことにもなり、逆に聞きとりにくくなるっていう現象を体感した。Coccoにはそれがなかった。さほど声を張らなくとも声は通っているので言葉は全部届いてきてた。

加えてクライマックスの絶唱シーンでは、そのダイナミクスから、より威力を増してインパクトを与えてる。同行した家人も同じ感想を持ったようだった。あと単純に、Coccoの身体の使い方というか、動きが綺麗だった。これは、映画のような映像で見るのと生で見るのでは、趣が異なるように思える。

全体的には、想像よりも笑いが多い芝居だった。アドリブも結構あったりしたのかな? 最後に、改めて今思うのは、このMVよろしく映像化された舞台をもう一度(WOWOWなどで)見かえしたいものです。

http://youtu.be/vOkHDozQjFI