2014年8月 6日

祝!BUMP OF CHICKEN “You were here” Now On Sale!

おばんです、木本です。

ここんところのエントリーは、ほぼBUMP関係の記事で、なにやらほぼBUMPジャック状態の拙ブログですが、今回も例外なく……で、新曲の“You were here”についてであります。

にしても、自分のことについて、あまり書く事が無いってのも寂しいもんですな。
あ、今月末で歳1個増えます。ま、そんなもんです、自分のトピックスは。
楽器のこととか、もうあんまり書く気がなくなってきたし…。プチ情報などはもうTwitterを見て下さいとしか(笑)。 

さて、先日(7/31)、BUMP初の東京ドーム・ファイナルも大成功を納め、無事WILLPOLIS2014ツアーは幕を閉じました。そんななか、ドーム公演の翌8/1に、iTunes、レコチョクにて配信限定シングルの“You were  here ”がリリースされました。

この曲は、fireflyよろしくツアーの真っ最中に作られたみたいで、その歌詞は、ファンへの想いを綴っているような内容です。聴きようによってはラブソングなので、BUMPにとっては珍しいタイプの曲といえるかも知れませんね。

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この曲ではボクもベーシックのレコーディングから参加しています。とはいえ、既にプリプロは終了していて、仕事としてはやるべきことは、実際にはそう多くはありませんでした。単に曲の作りが構築系だったので、リズム隊のレコーディング初日から立ち会ったってことです。

考えてみればBUMPのレコーディングでベーシックからってのは初めてだったので、なにげに新鮮でした。なので、今回初めてローディ部隊を見ました!!(^_^;)

入りの時は5〜6人来てたかな?高橋君も入れて。ちなみに、ドラムテックの蔡さんと、ギターテックの田村さんという方はレコーディングでもサポートをしている方々で、初めて挨拶させて頂きました。ドラムテックの蔡さんは、会場でもすれ違っているのでなんとなくは見かけてはおりましたが⋯⋯。 

なにしろ、通常ならそれほど狭くもないブースに、山のように楽器(主に竿関係ですね…)が持ち込まれていたので、ブースの中はまるで楽器屋のようでした。なにげにモノホンのGIBSON レスポール・スタンダード'59が3本(4桁万円超えるそうな⋯⋯怖!)も置いてある楽器屋なんて、あんまり見ない気もしますけどね(^_^;)

今回の曲は非常にシンプルなので、先ほども書きましたが個人的に特筆すべき事はありません。とくに特殊な音も使ってないし、もっといえば、大半のプログラミングもプリプロ時に作られたもので、流用して音源にあわせて強さやレンジをエディットして作ったので、新たに加わったものでは最後の方に入るピアノの直しくらいで⋯。

とっても楽をさせていただきました!(笑)

それよりも、1からのレコーディングだったので流れを見るのが楽しかったですね。最初の数時間でリズムをある程度構築したあとにチャマ君がベースを入れ(難しそうなフレーズだったけどあっさりとOKテイク録れた)、ギターを重ね、合間に少しシンセを入れ……。めっちゃくちゃ順調でした。

ギターも、録音の時間そのものよりも、どの楽器を使うかの見極めに殆どの時間を費やしてた。初日はてっぺん超える事も無く早めに終え、2日目に残りのギターを入れたら、もうシンセは要らないじゃんってくらいになって、夜飯前にはもう歌入れに入ってたっけな……。順調すぎた!

ただ、個人的には、一点だけ見極め難しく迷う音色があって、それだけはレコーディング終了後に自宅でやり直してしまいましたが……。昨今はスタジオ終えてからもファイルで送れるので、どうしても粘ってしまいがちですね。もちろん、どっちがいいか、聞いて判断してもらうのはみんなです。ボクは提案するだけ。

でも、今回は何しろ時間が無かったので、ミックスチェックの朝に送信してしまい、エンジニアの牧野さんにはちょっとご迷惑をお掛けしたかなあ⋯⋯。もっと早く思いつけよ!>自分 って感じでした。

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さて、本日オフィシャルサイトにてフルサイズのMVが発表されました。静かな曲調と共に、淡々と、そして時には熱を帯びて歌い上げ、そのバックの映像には、各会場に訪れたファンの方々の様々なアクションが。

オフィシャルサイト

You were Here MV フルバージョン

ジーンと来てしまいますね。ボクでさえこうですから、実際に会場に訪れてその一部始終を共有してきた皆々様におかれましては、涙腺がゆるむ、いや崩壊する、いや決壊するのも無理はないものとお察しいたします。

さて、ここからは東京ドームのライブの話ですが、今回はファイナルということで、カミサン同伴でお邪魔しました。席はもう1塁側スタンドの一番後ろの方で、こっそりひっそり観るような感じでしたが、十分に盛り上がっていました。

この日初めて演奏した新曲 “You were here” も、とっても良い演奏で、なんかウルウルしてました。いや、おっさんだから泣きはしないけどね(^_^;)

ステージは米粒みたいで、目の悪い僕はビジョンを見るしか無かったけど、2014のツアーではやることの無かった“ゼロ”を新しい映像(少なくともボクは見たことが無い)でやったり、“Smile”も蜷川実花さんの演出だったり、“ray”を初音ミクVer.でやってみたり、今までには無い、確かにファイナルらしい素晴らしい舞台でした。ちなみに、カミサンはミクファンなので、密かに興奮していたようです(笑)。

終演後、元一口坂stのBUMP付きのひろみちゃんと合流し、迷いに迷いながら楽屋裏に辿り着くも、そこからが長かった!さすが東京でのファイナル。予想を倍くらい上回ったあ! 芸能人も多く見られたあ! ここぞとばかりにオ◯◯ーもジ◯◯ーズも⋯ふぇえい!(^_^;)

ドームバラし風景.jpg

BUMPではいわゆる一同介して楽屋打ち上げ!みたいなことはやらずに、ちゃんと個別に対応するので待つのはしょうが無いんです、いいんです! 一旦たまり場のようなところに移動し、会場がみるみるうちにバラされていくところ興味深くズーッと眺めてました。これが結構飽きなかったな〜。

2時間弱くらいして、やっとお鉢が回ってきました。ボクの後ろにもまだまだ並んでいるので、もうチャチャッと済ませようと、会うなり感想も言わずに、満を持して居残りさせたカミサンを、やっとの思いで紹介させて貰った。なにしろ緊張するからと、今の今まで固辞し続けてきたのを、半ば強引に挨拶させて貰った(笑)。一回くらいは⋯⋯ねえ。

ちょっと話している間に目を離すと後ずさりをしていくのを制しながら、最後に「これでしばらくみんなともご無沙汰になるねえ〜」と、しみじみ申しましたところ、意外にも「ん〜〜いや〜そんな⋯でもないと思いますけどね…⋯」と、こんな大変な事をやり遂げた直後なのに、ま〜だ仕事をしたりないかのような返事がなんとはなく返ってきたり。

いやいやもう〜十分やりきったでしょって思ったなあ。リフレッシュする期間が必要じゃないかなと。

てなわけで、「基本的には部外者」のボクは、無責任にこう言い残して、会場をあとにしました。

「いやいや、休もうよ!休んだ方がいいよ!少なくともひと月は!!」

いや、そりゃね個人的にはね。レコーディングならチョコチョコ動いてもらっても全く構いませんよ?っていう気持ちもなきにしもですけど。。こっちはもう、確実に消耗戦に入ってきてるし……(^_^;)

 

Afterglow.jpg

WILLPOLIS2014に参加された全ての皆様、お疲れ様でした! まだまだ余韻に浸っていることでしょう。ボクも、余韻の音楽なんか創っちゃったけど、ちょこっとだけ限定的に試験放送に留めました(笑)。

 

日の目を見ることはあるのか? ないのか?
ごきげんよう、左様なら。。 

KIMOZZI was here.jpg

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