2005年2月16日

Korgの新製品発表会 OASYS のご紹介 その2

 これがそのコントローラ群左サイドなのですが、モードによって色々変わるんだけど、基本的にはMIDIやオーティオのフェーダーやらパンやらミュートスイッチやら、マスターエフェクトのEQ のツマミやらって感じで、サーフェースコントローラに近い感じです。写真では端になっちゃったけど、ジョイスティックが見えますね。コレは、往年のコルグの銘シンセ「Wave Station」のスティックを思い浮かべて貰えると分かりやすいかな。ベクターシンセのコントロールなどに使えるんです。それとあとは、マルチプログラムの一つ一つのパーツのレベルとか、音色とかをコントロールするもの。かなり多彩な音を出せましたよ。
 
 Mode スイッチでカーマ(KARMA)モードにすると、従来のKARMA の第2世代という感じで、これまた色んな偶然性が生まれますね。大体のコンビネーションプログラムが、一つキーを押さえるとリズムがループになったりするんだけど、そこでこのKARMA を弄るだけでもかなり長時間遊べる感じ。この辺は、ボクも使っている Spectrasonics社のプラグインシンセ、「Stylus RMX」の「CHAOS」モードに通じるものがありんす。
 
 で、こっちが右サイドなんだけど、MODE の切り換え、ユーティリティ、バンクセレクト、シーケンサー部、テンポコントロール、サンプリング……と、従来のコルグのシンセと同じようなパネルスイッチが並んでおります。オーディオの録音も同時4トラック、同時再生は16トラックと、エフェクター(マスター用のファイナライザー含む)も入っちゃってますし、もうDAW とシンセが一つになっちゃってると。
 
 早い話、Wave Station、トライトン、KARMA、AL-1 アナログシンセ、CX-3 Organ、D16 HD レコーダー、シーケンサー(PC)を一つにしちゃいました的なてんこ盛り状態と。ま、そういうことですな。オーディオトラックの編集画面を見てないので、どれくらい使い勝手がよいか、ってのは分からないけど、どうせならPro Tools とかDPを模したようなインターフェイスのエディターが付いてれば言うこと無しって感じでしょうか。
 
 あ〜もう腹一杯。使いこなすの大変だろなー。
 

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